カンシオン及びマルコスウイットの音楽学校レポート
CanZion & CCDMAC Report
私達は日本語版ラテンアメリカ賛美CDの第2、3弾、「主よ信頼します」と「大いなる主」のレコーディングの仕上げの為にデュランゴという街に行きました。
デュランゴはデュランゴ州の州都で、観光地でもなく砂漠の真中の町なのでここに訪れた日本人はほとんどいないと思います。ここに発着する国際線はロスアンジェルスからのみです。私達はメキシコシティーからバスで12時間かけて行きました。バスの料金はデラックス(Ejectivo)が大人一人7000円(子供は半額)、一等が5000円ほどです。デラックスはビジネスクラスのような座席がついているので迷わずこれを選びましょう。
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長距離バスの中
デュランゴは観光地ではなく、特にこれといった名物はありません。あえて言うならサソリでしょうか駆除を怠ると一般の家庭にもよく出るそうです。それにしてもこのサソリはでかい!
私達に宿を提供してくださったギターの先生であるハビエルとアンドレア
マルコス・ウイット マルコスウイットはラテンアメリカでもっとも用いられている賛美の器です。彼はカンシオン社の社長であり音楽学校の校長先生です。詳しくはラテンアメリカ賛美レポートを見てください。
右側がMiliam Witt夫人 真中がMarcos Witt
CanZion Mexico
カンシオン社はラテンアメリカで最大の賛美レコード会社です。1986年に地方教会のいちミニストリーとして始まったこの会社は今やラテンアメリカ中に賛美をあふれさせています。現在制作の本拠をテキサス州ヒューストンに移しさらに活動の輪を広げています。そのCD等のアルバムの数は70を越えています。
CanZion Producciones Mexicoのオフィス
玄関
スタジオ
日本語版の録音をしている留美子 コアロさん
カンシオンの音楽学校CCDMC この学校は7年前から始まり、正式名はCentro de capacitacion y dinamicas musicales A Cといいます。2年制のミニストリーコースと4年制の大学課程コースがあります。
わたしもすこしビックリしましたが、マルコスウイットが音楽学校を作ったというので、ドラムやベースといった楽器が中心かと思いましたがそうではなく、あくまでも伝統的な音楽学校のようにクラック音楽を基本とした教育がなされています。マルコスにたずねたところその理由は3つありました。1つは基本的な技術、理論を身につける為にクラシックは欠かせないということ。二つ目は全ての音楽は主のものであり、世界でもっとも優秀なオーケストラは世俗のグループでなく主に属しているべきであるからです。3つ目は大学の学士課程を置く事によってその卒業資格によって音楽教師としてイスラム圏や福音が伝えにくい場所に人を送りこむ事が出来るのであるが、その為には国の設置した音楽大学としての基準を満たす必要があるからです。
それゆえある程度予想はつくのですが、学生が思っていたのと教育方針が違うという事でやめて行く人もいるそうです。現在の学生数は150人くらいですが、マルコスの方針で学生と先生の接点を持つ為にあまり学生数を増やしたくないそうです。それでも入学申しこみ者は増えているのでこれからはさらに入学選考が厳しくなるそうです。今年よりアルゼンチンにも分校が出来ました。
CCDMACの朝のデボーションの時の賛美風景
賛美は学生が交代でします。
さすがにみんな上手い!試験寸前の最後の仕上げを
している学生賛美の時に1つびっくりしたのは、当たり前かも知れませんが、みんなリズム感がいいので150人くらいいるのに手拍子の時にぜんぜんずれが無く、一人の人の手拍子のようにぴったり一致していました。でもライブの録音をするには手拍子がすこしずれていた方が臨場感があるので、使えないなーと思いました。
校舎の外観![]()
来年完成の建築計画、現在あるのは右側の4分の1の部分のみ
食堂の内部
カンシオンの音楽学校CCDMCの卒業式。
先ほども言いましたが、この記念コンサートの写真でも分るように、この学校ではクラシック音楽の教育を重視しています。私の席の隣に座った男性が「これらの人は卒業生なのか?」と聞いていました。きっとにぎやかな賛美礼拝を期待していたのでしょう。
卒業生と地元の演奏家による卒業記念コンサート
創作・楽器による音響ドラマ「ヨブの苦難」
ピアノがヨブを、指揮者が神様をあらわしている。まだまま荒削りですが、試みとしては大変興味深かった。
卒業証書授与の様子
メキシコではよく見かけるとですが、何かの式典の時には思ったよりかなりフォーマルですので何かの機会の為にジャケットとネクタイは準備していましょう。