CFAスペインアウトリーチレポート

2002年1月リバイバル新聞に掲載

 

12月1日から15日まで、アジアキリスト聖書学院(クライスト・フォーザ・ネイションズ・日本校)と同校メキシコ・モントレー校からそれぞれ30人と25人の総勢55人がスペインで合流するというアウトリーチが計画されました。この企画は2001年春まで日本校の学院長を務めていたロドルフォ・ガルサが9月よりモントレー校の学院長に就任したことから、かって被宣教国であったメキシコと日本が同時に彼らにキリスト教を伝えたスペインを祝福するという企画がなされました。

彼らはマドリッド、北部の町サンタンデールの麻薬中毒回復施設で奉仕をした他、南部のアンダルシアの4つの小中規模の地方都市の伝道集会で奉仕をしました。

南部での伝道集会は文化交流フェスティバルという形をとり、本格的な舞台装置を伴った公共の会館で行われました。スペインからはクリスチャンのフラメンコ歌手、メキシコと日本からは民族衣装を着てなされた民族舞踊が観客の目をひきつけました。その他福音的なメッセージのスキット、人形劇、賛美等がなされ最後に伝道メッセージが語られました。


文化交流フェスティバルのチラシ

 

スペインには聖書的な信仰をもったクリスチャンは少なく、マリア礼拝が広く一般的に行われています。そういった硬い土壌での伝道は困難なものですが、今回、キリスト教を伝えてくれたスペインに感謝と祝福を送るという企画であったために、自然な形で人々の心が開かれ聴衆は福音に耳を傾けていました。


最後の奉仕を終えてほっとするメキシコと日本の混成チーム

また、フランシスコ・ザビエルの生誕地であるスペイン北部のハビエルという町に訪れました。そこには、貴族であったザビエルの父の城があり、ザビエルを記念して教会堂が建てられています。

城と教会堂を見学した後、総勢60人近い人たちが広場で賛美と祈りをしていると、そこにちょうどイエズス会の祭司が通りかかりました。彼はわたし達の礼拝を見て、とても感動して「私は子供のときからここに住んでおり、多くの人たちが巡礼にここにやって来た

が、こんなに素晴らしい礼拝を神に捧げているのを見たことが無い。あなた方が持っているものを私も欲しい。」と言いました。そして彼は涙を流しながら主イエスを告白し、聖霊のバプテスマを求めて一緒に祈る時を持ちました。


涙を流し聖霊を求めて祈るイエズス会の祭司

この時に私たちは福音宣教の鍵をはっきりと見ることができました。

今回の伝道旅行で私たちはこの霊的に硬い地でどのようにして人々に福音を伝えてよいかわからず戸惑っていましたが、私たちが人間的な言葉によって説得したり、批判するのではなく、私たちが最高のものを主に捧げているならそれを見ている人の心が刺されて、自然と自分からそれを求めるようになるのです。そして、それはまさに聖霊様の御業なのです。

今回メキシコのチームと常に行動を共にしたことにより、通常の海外アウトリーチ以上に異国に触れる経験をした学生達の多くは海外宣教に対するビジョンを受け取り、外国語をもっと学びたいという意欲が与えられました。

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