これはドイツの哲学者ヴァルター・ベンヤミン(Walter Benjamin)の言葉です。歴史は常に勝者によって書かれ、その歴史観を敗者押し付けてきました。
この言葉の意味を本当に理解していただけるなら、わたしがここに書く記事の半分をすでにあなたは理解したことになることでしょう。
近年そのマインドコントロールとも言うべき手法は高度化しており、敗者ですらその歴史観があたかも本当であったかのように思い込まされ、敗者自身がそれを主張するほどまでになっております。
このことは日本にも当てはまり、敗戦国である日本においてアメリカの占領は7年間続き「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」War Guilt Information Programと呼ばれる日本人に罪責感を植えつけるプロパガンダが行われました。その結果、今日に至るまで多くの日本人が不正確な歴史観を植えつけられてきているのです。
今回は特にわかりやすい「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」の偽りの2つにポイントを絞って描きます。その二つが偽りであることが理解できるなら、その他の数多くの事柄についての理解も与えられることでしょう。