リビア・フランス革命の再来 11/11/01
歴史の中の肝心な部分は常に、支配者によって隠匿されています。
支配者といっても、16世紀以降はもはや王侯、大統領、内閣府ではありません。お金を握るもの、企業、個人が支配者であることは何度か書いてきました。
今日、リビアの問題を見るにあたって、それを本当に感じさせます。
「中東の(民主化?) 」という記事でも触れておりますが、フランス革命のときと同じ手法で、マスコミによりカダフィーに対する悪いうわさがマスコミによって流布されました。
われわれは西側(すなわち共犯者側)のニュースしか聞いていませんので真実を知ることはできません。
1)リビアはアフリカでもっとも安定した国のひとつです。
多くの部族、民族を抱えるアフリカにおいて、それらを抑えるには強いリーダーシップが必要だったのです。
2) 福祉の充実した国、GDPの高い国
彼は国民に愛されており、リビア国民がカダフィーを追い出して革命を推し進める理由はありませんでした。
3) ナイジェリアに次ぐアフリカで第二位の石油産出量を誇る経済的に安定した国。
4) アフリカ統一通貨設立を推し進めていた。
詳しくはこちらのYouTube映像が参考になります。
https://youtu.be/aggieI4YAVw
なにしろ、アメリカのドルを基軸通貨としないアフリカ圏の独自通貨を作ろうとしたからです。
このことは世界で起こっている出来事を見抜くもっとも簡単なヒントです。
どうして、イラクはアメリカによって戦争を仕掛けられたのでしょうか? それは独自の中央銀行を持っていたからです。
どうしてベネズエラ、イランはアメリカから嫌われているのでしょうか?それは独自の中央銀行を持っていたからです。
中央銀行を支配することはまったく表面的にはわかりませんが、その国の心臓を抑えることになります。
フランス革命が民衆による民衆のための革命ではなかったように、リビアの革命もそうではありませんでした。
※ 参考記事:賢者は歴史から学び愚者は経験からしか学ばない。
今回は、リビアでした。 次はベネズエラでしょう。そして最後がイラクです。このイラクが倒されるときに、世界を覆っている暗闇が急速に増すことでしょう。
民主主義や親米、親イスラエルという視点だけで国々の存在を判断するのではなく、この終末の時代において我々はもっと賢くあるべきなのです。
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