リンドバーグは世界で初めて大西洋無着陸飛行をしたパイロットとして、ニューヨーク−パリ間を無着陸で飛んだ者に与えられるオルティーグ賞とその賞金25,000ドルを手にしました。

しかし実際に大西洋無着陸飛行を達成したのは彼が初めてではありません。彼より7年も前にジョン・アルコックが達成しています。

もちろん、リンドバーグは単独飛行、「ニューヨーク〜パリ」というさらに長い距離ですから、その栄誉を十分に受けて有り余るべきものですが、アルコックの名前がまったく知られていないのには驚かされます。

にもかかわらず、リンドバーグが紙ふぶきの量という基準に沿って言うなら世界の歴史上成功の栄誉をもって迎えられたというのは、彼を持ち上げて利用しようという何らかの政治的な意図を持った働きかけがあったのだと思います。