今日、神は急速に、社会のすべての領域に触れようとされています。男女の性という分野はこれまで教会ではタブーとされていましたが健全な家庭を築き上げるためにこの分野についても開かれる必要があります。

なぜなら、健全な社会や教会の土台は家庭であり、健全な家庭の土台は健全な夫婦の関係だからです。

また、独身者に対しても、性的なことを教えていく必要があります。これは単なるアブステナンス教育の教えではありません。夫婦の性の祝福について聖書的な教えも含まれていますが、独身者もまた、性の危険性を教えられるだけではなく、神が男女の性に対して持っている計画を、全体的に理解することは、神に対する畏れを抱かせ、心から聖さを保ちたいと願うようになるのです。そしてまた結婚に対する夢を持つようになるのです。

ALAM師セミナーの中で分科会として語られた夫婦のための教え。

2010年7月24日・札幌での夫婦セミナー（前）

2010年7月24日・札幌での夫婦セミナー（中）

2010年7月24日・札幌での夫婦セミナー（後）

これまで教会では性的な事柄を語ることはタブー視されてきました。それにはいくつかの理由があったと思います。

１）この世の影響

サタンは人々を堕落させ束縛させる手段として性を用いてきました。そのために本来良いものであるはずの結婚内でのＳＥＸも不浄なものとして教会が考えるようになってしまったのです。

２）聖書と神の計画の不理解。

夫婦の関係はこの地上において神と人との親密さ、あるいはキリストと教会との関係を表す雛形です。ですからＳＥＸに覆いをかけてしまうなら神の計画や聖書のダイナミズムの全てを享受できないことになってしまいます。

３）クリスチャンの夫婦の不仲

教職者を含めて多くのクリスチャンの夫婦がセックスレスになっています。これでは大胆に夫婦の関係に秘められた神の祝福について語ることはできないと思います。