断食1日目・5月23日(日:自分自身を吟味する
エペソの教会への言葉(黙示録2章2節〜7節)
黙示録2:7)勝利を得る者に、わたしは神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べさせよう。」』
エペソの教会の問題は怠惰ではありませんでした。
彼らには義に対する飢え渇きがありました。
偽使徒を見抜いたように霊的洞察力もありました。
しかし大きな問題は「はじめの愛から離れてしまった」ことでした。
初めの愛に立ち返るとはどういうことでしょうか?
多くの場合、この御言葉からり初めの行いをするというメッセージが語られるようですが、今日、強調したいのは「どこから落ちたかを思い出す」という点です。
初めの愛を失うのは何も、怠けや慣れだけではありません。それは徐々に起こるものですが何らかの原因があるものです。
ある人は夫婦のさめた関係かも知れません。
ある人は祈りが答えられない失望かもしれません。
ある人は癒されていない過去の傷かもしれません。
そうであるなら、それは、伝道や奉仕や、何か行動をすればよいというものではないのです。
自分自身を吟味することから始まります。
(詩篇139:23-24) 私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、私をとこしえの道に導いてください。
自分を吟味することは時には心が痛む時かもしれません。しかし、先に向かって前進するために通らねばならないところを通るのです。
※ ただし、もう赦された過去や、いやされた過去の傷をほじくりだすと言うのではありません。
そして、主が私達を導かれる場所は「とこしえの道」なのです。
この断食週の始まりにあたって自分自身を振り返ることから始めましょう。
ここで一句
しらべるは
一時の苦労
でもそれを
超えるあなたは
とこしへ