断食4日目・5月26日(水):治めるものとなる

黙示録2章18節〜19節にあるようにテアテラの教会も良い評判を持っている教会でした。だんだん衰退していくことも多い中で「近ごろの行ないが初めの行ないにまさっている」というのはなんという賛辞でしょうか。


しかし、彼らにも欠点がありました。イゼベルという女をなすがままにしてるという問題でした。

黙示録2章20節〜22節

このイゼベルの霊は歴史上何度も登場していましたが、その最たる例はアハブ王の時代におけるその妻イゼベルの存在でしょう。

今日、そこまで、悪い女を見ることはありませんので「誤りに導き、不品行を行なわせ、偶像の神にささげた物を食べさせている」というような事もそれほど起こっていないでしょう。

しかし、実際にはもっと微妙な形で教会内に、家庭内に入り込んでいるのです。


妻が権威を振るい、夫が霊的権威を妻に引き渡してしまい、夫が抜け殻のようになっているさまを私は日常的に見ています。

妻のほうが霊的に敏感であることは良くあることです。しかし、それは妻のやりたいままにさせてよいという意味ではなく、夫は妻を使徒的に治めなければならないのです。

※ そして、実際にはほとんどの女性は男性が立ち上がる事を願っています。男性が腑抜けになってしまっているが故に女性が立ち上がらざるを得なくなってしまっているのです。

ですから、この問題は、女性が一方的に悪いのではなく、立ち上がらなかった男性に責任があります。


今日、男性が立ち上がることが急務です。

夫が妻を適切に治めることができるなら(すなわち権威の秩序をきちんと正すことができるなら)その夫は家庭だけでなく、黙示録2章26節にあるように「勝利を得る者、また最後までわたしのわざを守る者には、諸国の民を支配する権威を与えよう。」という」この世に対して支配する権威が約束されているのです。

※ 参考:黙示録2章25節〜29節


人類最初の罪の問題は、誘惑に陥ろうとした妻の行動に対して夫が口を開かなかったことです。 

エバは夫の見ていない場所で禁断の実を食べたわけではありません。文脈から言ってすぐ横にいたようです。 創世記3章6節

ですから今日、男性がサタンに対して、また状況に対して口を開き、宣言するときにサタンが奪い取ってきた領域を取り戻していくのです。


第2歴代誌9章にイゼベルの最後についての記述は非常に興味深いです。

第2歴代誌9章30節〜33節

彼女を倒したのは誰でしょうか?エフーの指令があったとはいえ、去勢された宦官自身がイゼベルにとどめを刺したのです。

これは今日、男性が何をしなければならないかについてよく表していると思います。霊的に腑抜けになってしまったような男性であっても、王の指令を受けて立ち上がる時にイゼベルの霊を打ち砕き、権威を手に入れるのです。

そして、その権威は世の終わりの時代における情勢を作り変えるほどの霊的権威なのです。


課題

1) 男性は立ち上がりましょう (霊的に、実際の行動において)

2) 女性は男性をコントロールしていた部分があったかどうか吟味しましょう。