3) 荒野での行程を覚えていなさい
私たちが、苦難を抜け出し、神の恵みの中を生きるときに、忘れてはならないものがいくつかあります。ひとつは前回お話したように神の恵みを忘れないことです。
もうひとつは、荒野の中にいいたことです。
あなたの神、主が、この四十年の間、荒野であなたを歩ませられた全行程を覚えていなければならない。
この言葉は年の初めに妻に与えられていたことですが、それを確認させる出来事が今年最初の日曜集会で起こりました。
そのときは彼女はただの旅行者でした。
彼女いわく、そのときに2つのことに驚いたそうです。まず、教会の人数の少なさでした。
※ というのも、2004年夏の教会の状態とは開拓した宣教師が帰国し、私が牧師になった後教会のメンバーが半分以下になったときでした。
しかも、その日は特に何かの事情で集会に来れる人数が少なく、彼女いわく教会のメンバーは10人以下だったそうです。つまり私たちにとって、最悪の時に彼女は訪れたということです。
もうひとつ驚いたのはそこで語られたメッセージがとてもよかったことでした。
つまり霊的には充実しているはずなのに、どうしてこのように人が少ないのか。という矛盾がとても印象的だったのです。
そのメッセージにより彼女は心を探られ、後に宣教師となり日本にくることになったのです。
彼女の訪問は私に荒野の時を思い出させる出来事となりました。
そしてまた、妻に与えられていた預言に確認を与えるものです。
荒野での体験を思い出すことはへりくだりを与えます。
そして、自分たちがどこから来たのかを知るときであり、また、再び動機がためされ自分自身を省みるときなのです。
1)荒野の時代の行程を思い出しましょう。
2)そのときに明らかにされた自分の問題や悪い態度、そしてその状態からいかに変えられたかを思い出し、心を引き締めましょう。
3)現在繁栄を通っているなら、そこに待ち伏せている敵の仕業を見破りましょう。