(1)

■ 天と地をつなぐ働き とりなし 地上における支配

まず最初に、以前書いた「とりなしとは(1)」という記事を読んで基本的な考え方を持っていただきたいと思います。

この概念は、とりなしやMPMの学びをするためだけはなく、その他のすべてのことに対して影響を与えていくものです。

ここに書いているように、神がわれわれに与えた最初の召しはこの地上を治めることであって、福音宣教ではありません。

もちろん、マタイ28章やマルコ16章の「大宣教命令」にあるように今日福音を伝えることがわれわれの最優先となっていますが、それは人類に罪が入った結果としてのことであって、最初からではありません。

ですから、本来、MPMとしてクリスチャンが社会のあらゆる場所に入り込んで、その場を治め、神の国の価値観で満たすことは、福音宣教の為の戦略の一つではなく、われわれの召しの大本なのです。

これを理解するには発想の転換、理解のパラダイムシフトが必要です。しかし、このことを理解していないと、MPMをビジネスマンだけの話だと思ったり、小さな枠に閉じ込めてしまうなら、ビジネスの現場で活躍していない人たちは自分には関係がないと思ってしまいます。

しかし決してそうではなく、MPMはすべてのクリスチャンが負うべきものなのです。


デボーションガイド

1) 礼拝の中で、自分を通じて天と地がつながることを意識していきましょう。

2) 地の塩としてこの地上に与えられた役割が何であるかを思い巡らしましょう。


今回の連鎖断食のトップページに戻る