ブログ:「直腸癌で人工肛門になった医者の日記」より引用

癌はメッセンジャーである 2012年03月14日(水)

テーマ:癌の原因・治療

癌はなぜできるのか?


現代の西洋医学では、遺伝子レベルでかなりのところまで解明されつつあるようです。

この遺伝子レベルで癌の発生・増殖を抑えようとする薬が、分子標的薬です。

現在様々な分子標的薬が開発され、発売されています。

しかし、その効果はといえば、どれも似たりよったりで、従来の抗癌剤と何ら変わりないか、逆に効果が劣るものばかりです。

アバスチンのように単独では使えないものさえあります。

しかも、従来の抗癌剤には見られなかった重篤な副作用が多い。

 

そもそも、癌を薬でコントロールしようという考えが根本から間違っているのではないかと考えています。(白血病など、薬で治る癌は除く)

もう一度、

癌はなぜできるのか?

それは、その人(癌患者)に内なるメッセージを伝えるためです。

「このままの状態ではいけないよ〜」というメッセージです。

 

癌になる人はタイプCに多く、忍耐強い人、我慢強い人が多いです。

そのため、初期のメッセージ(たとえば直腸癌なら、下痢、腹痛などといった症状)に気付かないか、気付いても我慢してしまいます。

タイプC以外の人は、ここで気付いて病院を受診します。

そして検査を受け、治療をされますが、この時点ではまだ臨床的に癌になっていないか、なっていたとしてもごく早期でしょう。

なので、治療ですぐに治ってしまいます。

そして、なぜこういう症状が出たのかを考えて、日常生活に注意します。

 

しかし、タイプCの人は、ここで受診せず、我慢して放置してしまいます。

あるいは私のように自己判断で薬で治そうと考えます。

そうしているうちに、メッセージ(症状)はだんだん強くなって行きます。

「このまま放置したらダメだよ〜」

でも、まだ病院に行きません。

我慢します。

我慢して我慢して、もう耐えられなくなって、ようやく受診した時には、立派な癌になっていて、しかもかなり進んだ状態であったという訳です。

 

初期の癌は「体に異変があるよ〜」というメッセージを伝えたいのですが、タイプCの人にはそれがなかなか伝わりにくいのです。

ですから、思いっきり癌にならないと、気付かないのです。

 

そうして癌になってみて、今までの症状が何を伝えたかったのか、自分の心のあり方がどうであったのか、ようやく気付くのです。

それに気付き、心のあり方を考え、今までの人生や生活を見直すことができるのです。

そして、今までとは違う、第二の人生を踏み出すのです。

 

こうすることができれば、癌のメッセンジャーとしての役割は終了です。

癌が存在する理由はなくなり、自然に消えてなくなるのです。

 

しかし、残念なことに、癌で亡くなる人は増加する一方です。

どうしてなのか?

 

それは、癌になっても、上記のようなことに気付かないためではないかと考えます。

例えば、「どうしてこの俺が癌になったのか、納得行かない」という考えがなくならない人は、癌が治ることはないでしょう。

「癌の原因は自分自身にあり、自分以外にはないのだ」ということに気付かない限り、今までの生活スタイルや考え方を変えない限り、癌はメッセージを発し続けます(増殖、再発、転移)。

手術で取り除いたり、放射線や抗癌剤で叩いたりしても、また癌はできるのです。

癌の存在を否定したり、闘いを挑んだりしてもダメなのです。

そして、癌は最後までメッセージを発し続け、最終的には死をもってその人を気付かせるのです。

死ぬ間際になって、ようやく気付くのです。

 

癌になった皆さんは、なぜ自分が癌になったのか、今一度考えてみましょう。

そして今までの人生を見つめ直してみましょう。

生活スタイルや考え方を変えてみましょう。

 

きっと事態は好転するものと信じています。