甲南教会牧師 中島正勝
「悔い改め」? 「メタノイア」の理解に向けて。 2009/01/18 Sun
・・・イエスは、「悔い改めよ。天国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた。 (マタイによる福音書4:17)
日本語聖書に「悔い改め」と訳されている言葉はギリシャ語で「メタノイア」といいます。最初の「メタ」は英語でいうところの「アフター(〜の後で)」であり、「ノイア」は「ヌース」から派生した語で英語の「マインド」にあたります。すなわち「視点、考え、思い」を表す言葉です。
従って、「メタノイア」の直訳的な意味は、「視点、考えを、後で変える、思い直す」となります。この「メタノイア」の意味がどのように理解されるかによって、実は「神の救い」がどのように私たちにもたらされるかが大きく変化をすることになるのです。
さて、イエス・キリストはこの「メタノイア」を「神の国が近づいた」という言葉と共に語ることによって福音宣教の第一声とされました。このことの意味を深く理解することが、聖書が語るキリスト教の福音理解を正しく理解するための第一歩となります。