(02)4日前
簡単に誰でもできる断食@

牧師として、あるいは教師として活動する中で気がついたことがあります。それは難しいと思えることであっても簡単なレベルからはじめるならいずれ高いレベルに達することができるということです。

そして、その際に重要なのは達成感です。低いレベルであったとしても達成感を感じれるならその経験が次のレベルへ向かうことを助けます。

この原則は多くの事柄に当てはまりますが、断食の場合はさらに別の意味を含んでいます。
断食を経験した人はわかると思いますが、本当に苦しいのは最初の3日ぐらいまでです。4日目には体がなれてくるのです。ですから最初の3日間をたとえ低いレベルであったとしてもこなせるなら、4日目以降は高度な断食が可能となります。

ですから、断食のやり方、ルールにはさまざまなものがありますが、次の方法を試してみてください。

(1)予備断食(断食の準備期間)も断食の日数に含めてよい。
(2)最初の3日間はカロリーを摂取しても良い。
(3)特に初日はヨーグルトを食べ放題ぐらいでよい。


この方法によって、可能な限り長い期間の断食、1食よりは2食3食、1日よりは2日3日といった具合です。その理由については明日以降に説明します。

ですから、その教えによれば一食だけ食べないで、その間は水だけをとる断食はありません。
水だけ一食する元気があるなら、2食をジュースを飲みながらの断食ができますし、2食ジュース断食の人は丸一日ヨーグルト食べ放題断食が可能だからです。

丸一日ヨーグルト食べ放題断食ができた人は、翌日もヨーグルトを食べながらの断食は可能だと思います。ただし、翌日は食べ放題ではなくある程度の制限(最大で1.5リットル程度以内)。

それができた人は3日目はジュース飲み放題断食は問題なくできるはずです。

そして、そのようにして3日目までできた人4日目には、(人によっては)水だけの断食が可能になっているはずです。


もちろん、やり方はさまざまですが、このようにして食事の量を徐々に減らして体を慣らして断食に備えることは中長期の断食をする人は通常誰でもやっていることです。
しかし、この教えが画期的なのは、その期間も断食日数に含めるということです。

そして、たとえ1日だけの断食の人、一食だけの断食の人も、あたかも一週間断食する人が徐々に食事を減らしていく手順にのっとって進めていただくということです。

つまり、一食だけの人は、一食だけヨーグルトを食べ放題にするということです。

※ この方法だとあまりにもチャレンジが少ないので、気が抜けてしまうことでしょう。ですから、さらにチャレンジを願うなら、さらに長い食数の断食をされることを勧めます。


意気込んで断食を始めた人がどうして途中で断念したり、もうやりたくないと考えてしまうのでしょうか?それは、いきなり食事を抜き、苦しい経験をするからです。

一食だけヨーグルト食べ放題断食をした人は、決して苦しいとは思わないことでしょう。どんな人でもおそらく丸一日可能だと思います。でもそんな方法であっても、1日断食したと数える事はあまやかしているわけではありません、その方法はまさに40日断食をする人も行っている方法だからです。

つまり、もっとも初心者じみた方法が、最も高度な方法の入り口であり同じ手順なのです。

この方法のメリットは、(人にもよりますが)仕事をしながらでも断食が可能だということです。
たとえば、土日だけが休みの人でも、肉体的に負担がある仕事でなければ、(体質にもよりますが)4日間の断食が可能です。
たとえば、1日目と2日目(すなわち木曜、金曜日)は、仕事に差支えがない程度に、ヨーグルトをたくさん食べての断食をします。
土曜日は、ジュース飲みの断食、そして日曜日に水だけの断食をするのです。

次回は、さらに具体的に説明していきます。