第1日目:イスラエルの回復の約束


イスラエルの回復については聖書の多くの箇所に記載されております。
ダビデの幕屋の回復でおなじみの(アモス9章11節)も文脈からするなら、第一義的にはイスラエルの回復について語っている言葉です。

新約聖書でおなじみなのは(ローマ書11章7節〜29節)です。

特にこのローマ書の御言葉は、置換神学が間違いであることを証明します。
置換神学とは「神がイスラエルに与えた約束は、今日教会が受け継ぎ、イスラエルは必要ない」とする考え方です。

置換神学とは

私たちは「神の計画は変わらない」「賜物は取り去られない」ということを説明するのに、よく、ローマ11章29節を引用しますが、その言葉は本来、イスラエルの役割は終わっていない」ということを示すための言葉なのです。


「月星の運行が止まることがない限りイスラエルが絶えることがない」と(エレミヤ31:35−36)に書いてあります。

つまり、必ず、イスラエルが無くなることはないのです。


エペソ2:14・3:6)の言葉によると、世の終わりにおける神の計画はユダヤ人と異邦人がひとつになり、共同の相続人となることです。

そのためにはユダヤ人がユダヤ人として存在している必要があります。後でまた詳しく書きますが、ユダヤ人の定義とは基本的には「ユダヤ教を信じる人とその子供」です。つまり、ユダヤ教を信じる人(※)が存在していなければ世の終わりの神の計画は成就されないのです。

(※)もちろん、単なるユダヤ教徒ではなく、その人はメシアを信じる人であってほしいのですが。

そしてまた、イスラエルは国家として再建されるべきです。


さまざまな意味においても、イスラエルの回復は神の御心の中心なのです。

 


祈りましょう。

イスラエルの回復のために

ユダヤ人がイエスをメシアと信じるように

今日はペンテコステの日です。聖霊の豊かな注ぎのために祈りましょう。