6日目6/17(金):荒野以後の生活


荒野では食料は超自然的な力で神が備えておりました。外に集めに行く必要はありましたが、最低限の生活でよければ、基本的には、自動的に与えられていたのです。(出エジプト16:1-36

しかし約束の地では違います。基本的に次の3つの方法によって食料を得なければなりません。なぜなら、民が約束の地に入ったときにマナはやんだからです。(ヨシュア5:12

したがって、民は約束に地に入るや否やいずれかの方法で食料を得る必要が生じました。


食料を得る方法

1)代価を払って購入する

2)種をまいて収穫する

3)敵から奪い取る


これらの内容は明確だと思います。要するに何らかのアクションを起こしたり、代価を払う事なしに生きていくことはできないのです。

これが荒野の生活と、そこを抜け出た生活の違いです。

多くの人は受身の生活をしています。もし、そのような習慣から抜け出ることができないなら、その人は生きていけないことになります。

それゆえ、そのような人に対しては(荒野を出て倒れることが無い様に)荒野にとどめて置かれるかもしれません。


そうであるなら、荒野を抜け出ることができないのは、神の配慮ともいえます。


それでは、私たちは、どうすればよいのでしょうか?

たとえ、荒野の中にいたとしても、荒野を出た後の生活の準備を、整えるべきなのです。

それはもちろん霊的な準備で、祈り、御言葉、礼拝などです。また、積極的に、実際的に行動していくことです。


この教えは、すでに荒野を抜け出た人にも適応されます。

自分が今、何をすべきなのかの示唆が与えられるからです。

すなわち、霊的戦いによって敵の仕業を打ち砕き、将来に向けて種をまき、人生を捧げていくのです。


デボーション

1) 霊的に勝ち取るために、祈り、御言葉、礼拝、そして時には断食の生活心がけましょう。

2) すでに荒野の中にいない人は、自分のすべき,実際的な行動をしていきましょう。(すなわち、働くこと、伝道すること、学びに時間やお金を投資すること、誰かを訪ねること、境界線を犯すものに立ち向かうことなどです。)

3) すでに荒野の中にいない人は、他の人が抜け出せるように助けましょう。