2日目:アメリカへの祈り (5月29日)

共和党のトランプ氏が大統領になったことによって、民主党のオバマ氏がしてきた数々の反聖書的な政策である同性愛や中絶に関する勢力図が塗り替えられようとしています。
そのようなわけで、トランプ氏を預言者か救世主のように考えるクリスチャンがいますが、彼に信頼するなら大いに失望させられることでしょう。

就任するまで、彼は内向きな大統領だと思われていました。オバマ氏の政策は海外への干渉を最小限にし「世界の警察官をやめる」と何度も宣言するほどでしたが、トランプ氏はそれに輪をかけたほど海外に干渉せず、その分強いアメリカを復活させるかのようでしたが、ふたを開けてみたら、ここ数十年来の大統領の誰もしなかったほどの軍事介入を見せています。また、軍事費も歴史的と呼ばれるほどの増額がなされています。

日本で民主党が政権を取ったときに、多くのクリスチャンがこれで日本が変わると期待しました。
しかし、その期待は裏切られました。オバマ大統領は平和の使者として歓迎されましたがその期待は裏切られました。トランプ政権もそうなるでしょう。
もちろん、多くの良いこともするでしょうが、その良いことは次の政権交代には失われてしまうでしょう。そしてトランプ氏がした悪いことだけが次の世代に残されるのです。
そのようにして、政治は右や左にふれながら徐々にサタンの意思を行ってしまうのです。

参考記事:「人が獅子の前を逃げても、熊が彼に会い」(要ログイン)


祈りの課題

1) アメリカをはじめ世界の教会が同性愛問題に対抗するための知恵と知識を身につけ賢く振舞うことができますように。

2) 大衆が人に信頼するのではなく、神に信頼することができますように。

参考資料: