4日目:中国 (5月31日)

中国には長らく海軍がほとんどありませんでした。
それは人民解放軍の存在意義が国を守るためではなく、国民の暴動から共産党政府を守るためだったからです。そのことが明らかにされたのは天安門事件でした。

今日、中国が海軍力を強化しているのは、次の時代に入ったことの現われです。

フィリピンのドゥテルテ大統領との関係も良く、南沙諸島と呼ばれるただの岩礁を領土と称して占領し飛行場を建設し、東シナ海情勢は中国が優位に立っております。
参考資料:フィリピンへの祈り(要ログイン)

そういった中で中国大陸に張り付くように存在している金門島がいまだに台湾領であることは、まだ、なんとかシーレーンが守られていることの証といえましょう。
金門島の位置を示すグーグルマップ

台湾は一時、中国よりの政治に傾いていましたが、今はバランスをとりもどしつつあります。

現在の中国にはもうクリスチャンに対する迫害は無いといえるでしょう。もちろん圧迫はあります。しかし、それは以前の迫害とは目的が違っており、それはある意味調教です。すなわち、数が増えてきたクリスチャンを押さえ込むのではなく、自国の利益の為に用いるのです。すなわち、中国政府の主張を海外で民間レベルで代弁するものたちとしてです。

(参考資料):日本からの弁明

ですから、中国人(特に中華人民共和国)のクリスチャンは、福音の本質的なことのためであるなら、たとえ政府に対してであっても抵抗しますが、政府見解とは異なる歴史認識などそうでないことに対しては真実を知ろうとすることはほとんど無いでしょう。


祈りの課題

1) 中国人が真実の歴史を知り、周辺国と真の関係を築くことができますように。

2) 台湾が政治工作によって取り込まれてしまうことがないように。