7日目:9/30(土)終末のしるしとしての伝道

(マタイ24:14) この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。

終末のしるしは、全世界に福音が宣べつたえられることです。そのようなわけで、今日未伝道部族を対象に宣教活動を行っている団体がいくつもあるのです。それは単に福音を伝えるという主の命令を守るだけでなく、終末を意識した行動、花婿なるイエスを迎えるための行動でもあるのです。

全世界とかすべての国民と書かれているので、身近な伝道については関係ないと思われるかもしれません。この「国民」と訳されている言葉はethnosです。多くの場合、異邦人(gentile)や国民(nation)と翻訳されているので、やはり海外宣教の問題だと思われるかもしれませんが、そうではありません。

まず第一にnationの日本語訳は国民あるいは国家とされていますが、実際には文字通りそうではありません。ethnosが本来持っている意味の一つは「一般的に或る一定のグループをなす人々、種族、民族」なのです。
私が救われたばかりの時にとある宣教学の学びに参加しましたが、その中てひとつ驚いたことがあります。それは日本の散髪屋がひとつの民族として記載されていたことです。それは極端な解釈であったかもしれませんが、日曜日に決して教会に行くことができないグループとしてある意味ethnosの一つなのです。

そう考えるなら、私達の身近なところに、まだ福音が届いていない、(拡大解釈として)日曜日に教会に行くことができない人が大勢います。その未伝道のethnosに福音を伝えていくのです。

そしてそれはまた、すべての国民にあかしすることを意味するので、終わりの日の到来を早めるための預言的な行動でもあるのです。

そうであるなら、それは終末のためのとりなしの行動でもあるのです。


祈りの課題とチャレンジ

1) 終末を意識した祈りをしましょう。(キリストの再臨、花婿イエスをしたい求める祈り)

2) すでに刈り取りをしたことを宣言し、その人を主にささげる祈りをしましょう。