(3)断ち切る祈り

3日目:3月20日(火)

今回の教えは音声によるティーチングの補足として書かれた物です。全体像を知るためにぜひ音声でお聞きください。(MP4)

(前半)解放のミニストリー(働きのあらましと、前置きの説明) 50分

(後半)解放のミニストリー(具体的なステップについて) 50分


祈りの課題

1) 自分がするべき悔い改めや断ち切りをしましょう。

2) 悪霊の束縛をもたらす領域がわからない場合は、神に求め心の深い部分に触れていただきましょう。


自分の束縛が何かを知るなら、それを断ち切る祈りをします。
罪であるなら、それを悔い改め。
赦せない人がいるのであるならその人を赦し。
間違った霊的な契約を結んだのであるならそれを断ち切る祈りをします。
そういった事柄であるなら難しいことはありません。

次のような祈りをすると良いでしょう。

父なる神よ、
「今日私はXXXXという罪を悔い改めます。」
「今日私はXXXXさんを赦します。」
「今日私はXXXXとXXXXという間違った契約が結ばれましたが、それを断ち切ります。」

XXXXの箇所は具体的なほうが良いです。
たとえば、「私は北海道神宮で20年前に七五三の儀式によって偽りの神にささげられました。その契約を破棄します。」といった具合です。

そのようなはっきりと罪とわかる事柄なら良いのですが、しかし、心の問題つまり、先のリストで「自分自身を束縛するもの」「解放の糸口になるヒント」などといったようなものであるなら、その悪霊がとどまることを許した根っこを探るのは少し難しくなります。

今回の学びは、悪霊追い出しのための専門のカウンセラーを養成するためのものではありませんので、複雑な説明は避けますが、難しいといいながらもある程度うまくいくきっかけとなる方法を教えます。

それは、「自分自身を束縛するもの」「解放の糸口になるヒント」に書かれた出来事をもたらすことになったこと、あるいはそれらに付随して起こる出来事の中で@罪、A赦せない思い、B間違った契約」がないかどうかを探るのです。

たとえば、「コンプレックス」という問題であるなら、当然のことですが「コンプレックスを持っている罪を悔い改めましょう」などといったミニストリーをするわけではありません。

でも、それの原因を探るなら、「親が兄弟と比べたとか、親が守ってくれなかった。」などといって、親を裁いていたという罪を悔い改めることができます。

もうひとつ知ってほしいことは、これは心の癒しのためのカウンセリングではないということです。
つまり、「必ずしもその人の心の問題をできる限り探って、その人の心が楽になるというような結果を出さなければならない」というわけではないということです。

私達はただ、できることをするだけなのです。