5月15日(火)2日目
ナクバ(大惨事)


イスラエルの建国記念日の翌日の15日はパレスチナでは「ナクバ」の日です。ナクバの意味は「大惨事」です。ユダヤ人のホロコーストになぞらえてスローガンとして制定された言葉です。 イスラエルの建国の前後に70万人が追放()されたと言われています。

イスラエルのために祈るクリスチャンは大勢います。イスラム教国に住むイスラム教徒の救いのために祈るクリスチャンもいます。しかしパレスチナに住む人たちのために祈ると言う話はあまり聞くことがありません。

また、パレスチナ自治区に住むクリスチャンのために祈る必要があります。

西岸地区(ヨルダン川西側のいわゆるパレスチナ地区)には数万人のクリスチャンが住んでいます。彼らはパレスチナ人の中にあってよそ者なのです。以前はベツレヘムの人口の8割がクリスチャンでした。しかし今は三分の一以下であると言われています。


祈りの課題
パレスチナ人の救いのために祈るべく立ち上がるクリスチャンが起こされますように。

パレスチナ人への支援が搾取されることなく正しく人々のもとに届けられますように。パレスチナへの支援金がテロの資金として用いられることがないように。

パレスチナ人のキリスト教会が強められますように。