5月18日(金)5日目
パレスチナ人の救い



「ハマスの息子」モサブ・ハッサン・ユーセフ (著) 幻冬舎 (2011/6/23)
わたしがパレスチナ人の救いのために重荷を持つきっかけになったのはこの本です。

この著者はパレスチナ最大の過激派グループであり後にパレスチナ自治政府与党になり政権をになったハマスというグループの創立指導者の一人の息子の物語です。
彼は、高校生のときからテロに身を投じはじめるのですが投獄をきっかけにイスラエル側のスパイとなり多くの自爆テロなどを防ぎ、活動期間中にクリスチャンになりました。
この本の内容は知りうることの無かったイスラム過激派の内部事情を知る貴重な本でもあります。

そのために、その内容も微妙なものですし、深く考えさせられることも多く、そういった物語を通じて月並みな感想ですが、「キリストがすべての解決の鍵である」ということを改めて思い起こさせられました。
そして、そのときに、パレスチナ人の中には元ユダヤ人も少なくないという事について思い起こしたのです。

そのような話は、可能性が無きにしも非ずであっても、夢物語のように思われるかもしれません。しかし、ヤコブの子孫という意味をユダヤ教の宗教的痕跡に求めるのではなく、血統に求めるのであるなら、日本人を含めて世界中で失われた十部族と呼ばれる民族はいくつもありますが、誰よりもその血は濃いと思われます。


祈りの課題

パレスチナ人の中にリバイバルが起こるように祈りましょう。