5日目: 伝道と増殖(Outreach and multiplication)             
失われた人々に福音を宣べ伝え、キリストに導き、その人たちがさらにキリストの弟子を生み出していくことができるように導く。


福音をのべ伝えることは、最も大切な命令である、神様を愛すること、隣人を愛することについで重要な命令です。

マルコ16:15 それから、イエスは彼らに言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい。 16:16 信じてバプテスマを受ける者は救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。


伝道について考えるときに私たちはあまり考えたくない現実に直面しなければなりません。

それは「キリストを信じない人は死後に裁きにあい、それは地獄に行くことにつながっている」ということです。

☆ 神を信じるだけでは十分ではない

第2テサロニケ1:8 主は、神を知らない人々や、私たちの主イエスの福音に従わない人々に罰を与えられます。 1:9 そのような者たちは、永遠の滅びという刑罰を受け、主の御前から、そして、その御力の栄光から退けられることになります。

☆ キリスト以外に救いはない。

使徒 4:12 この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」

☆ 救われない人は火の池(地獄)に送られる。

黙示録20:13 海はその中にいる死者を出した。死とよみも、その中にいる死者を出した。彼らはそれぞれ自分の行いに応じてさばかれた。
20:14 それから、死とよみは火の池に投げ込まれた。これが、すなわち火の池が、第二の死である。
20:15 いのちの書に記されていない者はみな、火の池に投げ込まれた。


ですから、福音を伝え一人でも多くの人を救いに導くというのは急務なのです。


★「枯れる教会」に見られるその反対の意味★

それは「内向き」 です。

魂の救いに関心を持たず、外に出て行って福音を伝えなければメンバーが増えないわけですから、自然と教会が衰退してしまうことは目に見えてわかります。

それは何も数の増減の問題だけではありません。
福音を伝える姿勢を失うなら、それは、神のみ心を行っていなわけですから、霊的に枯れてしまうのです。

神の祝福と聖霊の泉は流れて出て行くからこそ、あふれ出て来るのです。

空を泳ぐこいのぼりを見たことがあるでしょうか。こいのぼりが泳ぐことができるのは、大きな口が開いているからではありません。たくさん取り込んでも、後ろを縛って空気の流れを止めるなら、風も入ってこないので空を泳ぐこともないのです。


SCGへの適応

SCGの戦略の一つは、家族です。ですから、赤ちゃんが生まれて自然に教会が成長することもあることでしょう。ですから、ある程度にぎわって見えるかもしれません。しかし、私達が父の御心を行わないなら、つまり福音を伝える姿勢を持たないなら、神の祝福と聖霊の泉の流れを止めているわけですから、いずれ枯れてしまうのです。


★祈りの課題★

私たちがキリスト以外には救いがないこと、そして信じないものは滅んでしまうことをはっきりと理解できますように。

福音を伝える情熱が神様から与えられるように祈りましょう。

この時代にあった創造的な方法で福音を伝えることができますように、主に祈り求めましょう。