6日目:ネットワーク(Networking)
それぞれのグループが単独に存在するのではなく、ネットワークとして互いに結び合い、協力し合うことによって、御国の拡大に貢献する。
初代の教会は今日の教会とはスタイルが異なります。当時は使徒が巡回し長老の中の選ばれたものが監督と呼ばれる長老となり、彼が牧会をしておりました。それゆえ、教会間の交わりやネットワークというものは、教会が存在する以前から普通にあったものです。
しかし今日の教会は教団などといったグループに属していたとしても程度の差こそあれ基本的には、牧師が治める自治国のようなものとなっております。
悲観的な視点で見るなら、それは、本来の良いものを失ったといえますが、別の視点で見ていくなら、一つの巨大な権威を持つ人が上に立って全体が腐敗するのを防いでいるわけですから、デメリットばかりではありません。
いうなれば、この時代に合うスタイルとして神様が容認している形態であると理解するとよいでしょう。
ただ、このスタイルの場合圧倒的に弱いのは他の教会とのかかわりとネットワークです。ですから、意識的につながっていかなければどんどん孤立していくことでしょう。
★「枯れる教会」に見られるその反対の意味★
それは「孤立」です。
教会が孤立するのにはいくつかの原因があります。
@ 教会が互いに競争している場合
A 他の教会に対して脅威を感じている場合
B 教会がメンバーを囲い込みしている場合
他の教会に対して脅威を感じるというのは、教会のメンバーが出て行ってそちらに移るというのを経験している場合でしょう。 もちろん、誰でも集う教会を選ぶ自由はありますが、その結果教会間の関係に分裂を与える原因となることは知っておいたほうが良いでしょう。
SCGへの適応
まず第一に私たちはメキシコの大きな教会の霊的な覆いの元にある教会です。
札幌の諸教会とのつながりがあります。それは、システムではなく、牧師たち、クリスチャンたちの血の通った関係です。
変わったものとしては「マッシュポテト」という牧師宣教師の子供たちの集まりがありますが、現在岡田賛美はその委員長をしています。牧師、宣教師の子供たちは他のクリスチャンホームの子供たち以上にさまざまなプレッシャーを感じて生きております。ありのままで互いに受け入れ合い彼らが互いに本音で語り支え合うことができる集まりです。
この集まりは全国で例を見ないほど特別なものです。以前はほかにもいくつかありましたが、北海道だけが残り継続しています。それゆえ年二回の宿泊キャンプにおいては道外からも参加者があります。
★祈りの課題★
機会があるなら、他の教会のクリスチャンたちともつながり助け、覆い合いましょう。
健全なネットワーク間は、第一のものを第一とすることから始まります。まず、夫婦、親子、家族身内を祝福し、教会を祝福し、そういたt健全な関係を建て上げることを忘れないようにしましょう。