先日祈祷会で、レビヤタンの霊のことに関して祈っていました。その時に、日本列島の上にレビヤタンのようなものが乗っているビジョンがみえたのです。頭が北海道の方にあり、尻尾が奄美や沖縄の島々の上に乗っていました。そして本州の中央にある山脈にあたる部分が背骨(背びれ?)にあたっていました。その後、『私たちは日本におけるレビヤタンの働きを打ち砕く鍵は何ですか?』と主に尋ねて祈りました。すると一人の姉妹が、杭あるいは針のようなものがレビヤタンの頭の部分を貫くビジョンを見ました。『ではその杭は具体的に一体何ですか?』と更に祈った時です。私は『へりくだり』と言う言葉を受け取ったような気がしました。

そして、先ほどの姉妹は、杭の上部が十字架の形をしている様子を見たのです。つまり、これはこういうことだと思います。もし、日本のクリスチャンたちが『真にへりくだって自分を捨てる』ことができるなら、自分のやり方、自分の思い、感情、考え、自分の働き、立場などをすべて捨て、ただ日本における神の御心の成就だけに目を留めて仕えることができるなら、レビヤタンを打ち砕くことができるよ、ということです。

ヨブ記の41章に描かれているレビヤタンの姿は傲慢そのものです。それがこの霊の特徴です。私たちの内に『自分が、自分が』という思いや態度があれば、それはその霊と同意して力を与えてしまうことになります。それに対し、もし私たちが、ピリピ人への手紙2:6−8に書いてあるようなイエス様と同じ霊性を持って戦うことができるなら、私たちは勝利を治めることができるでしょう。『キリストは、神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。キリストは人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われたのです。』今、一人一人の動機が神様によって取り扱われている時だと思います。私個人も常に主から問いかけられているような気がします。

私たちがもう一つ感じたことは、北海道で、レビヤタンの頭に杭が打ち込まれる時、尻尾にあたる沖縄の島々で霊的な揺り動かしが起こるかもしれないということ、そしてまた、その尻尾の部分にも神様は杭を打ち込みたいと願っておられるということです。

(M.W.師、Y.I.チャーチ副牧師)

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