独占記事: ダッチ・シーツ、クライスト・フォー・ザ・ネイションズのビジョンを語る(2012/04/10)

2:00PM EST(東部標準時間) 2/29/2012 ジェニファー・ルクレア(翻訳:ジェラルド・グドール)

(ダッチ・シーツ)

ダッチ・シーツがクライスト・フォー・ザ・ネイションズ・インスティテュート(CFNI)のディレクターという、新しい役割に参加します。2012年春の学期末、シーツが新しい役割に踏み出す時、新しいビジョンをもたらします。

1970年、故ゴードン・リンゼイと妻のフリーダがCFNIを創立しました。この超教派機関は、1973年4月1日にゴードンが天国に召される前の、彼の最後のビジョンの1つでした。ゴードンは、何千人もの聖霊に満たされた信じる者たちが、神のための偉大な業をなすために世界中に出ていく姿を心に描きました。彼がこの世を去った後、フリーダがそのビジョンを受け継ぎ、ミニストリーが花開きました。

現在シーツは、CFNIの学生に霊的覚醒をもたらすビジョンとともに、CFNIのルーツに戻って、学生たちが聖霊によって力を受けてリバイバルを世界中に運んで行くことを望んでいます。カリスマ誌・ニュースがCFNIのビジョンについてシーツと対談しました。


カリスマ誌: どうしてこの職務に就任することになったのですか?

 

シーツ: 私はCFNと何年ものつながりがあります。私はここで、77年、78年の学生で、妻のセシと私は二人とも70年代後半にここの学生でした。79年と80年には、私はここで礼拝をリードする働きをしました。それから80年、86年、87年そして88年には非常勤教授として教えました。CFNはここ何年かの間も、年に数回、私を呼んで、学生たちに対してメッセージをする機会を与えてくれました。ですから、私はデニス&ジンジャー・リンゼイと素晴らしい関係をずっと持ち続けているのです。

以前デニスから、このポジションについて考えてみて欲しいと頼まれたときは、私たちは牧会をしていました。その時私は、自分たちがいるべき正しいところにいると心から感じていました。しかし、今回は違いました。私はここ2,3年の間、過渡期にいたのです。私は自分の職務と次の任務とのはざまにいることは分かっていましたが、主が次に何をご計画されているのかはっきりとはわかりませんでした。私はちょうど広い地域にわたって旅をしながら本を書いているところでした。

約1カ月前にこのことが持ち上がった時、これは主かもしれない、と心から感じました。なぜなら私は若い世代に対してとても熱い情熱を持っているからです。私はこの国に、そして他の国々に大覚醒が来るのを見たいという情熱を感じています。私はここ数年の間、この情熱とエネルギーのほとんどをより若い世代の人たちに注ぐことに焦点を当ててきました。私がずっと渇望してきたもので、これ以上のものはありません。 しかし、私は自分がこの立場にいることを考えたことはありませんでした。

旅をしながら本を書くことから身を引くことなど、私自身全く考えた事もなかったので、このようなことは思い描いたこともありませんでした。これからも私は、週末には旅立ち、アメリカ国内でカンファレンスや集会を行っていきます。神様が私にさせたいと感じていること、この国のあらゆる町々に出て行って、祈りと霊的覚醒をかきたてることを、私はやめることが出来ないのです。

 


カリスマ誌:CFNIのためのあなたのビジョンは何ですか?

 

シーツ:主が私にビジョンとアイディアを与えてくれたと信じます。CFNIがすでに強い学問的価値を持っているように、CFNIを覚醒のための真の拠点、また、声とならせることができるように主が私たちを助けて下さると信じます。CFNIは偉大な、とても偉大な教えを持っています。CFNIは過去30年間において、ワーシップ・ムーブメントにおける触媒(刺激するもの)としての働きをしてきました。ゴードン・リンゼイのもと、CFNIは地上における主導的な声の一つであり、神がカリスマ運動およびジーザス・ムーブメントの中で為されていたことと共にいました。

私はここが先鋒あるいは先端となることができる場所であると強く信じます。その場所では、このリバイバルのメッセージと覚醒が大きな声で告げられます。これこそ私の心であり、これこそ私の本質です。もしわたしがここで何かするなら、わたしはそのメッセージをもたらします。私はここをリバイバルの炎を再び燃やすことができる場所にしたいし、幸運なことにその油注ぎの中で動くたくさんの人々を私は知っています。

 


カリスマ誌:実際に、どのようにそのビジョンを実行しますか?

ここに、覚醒の炎をかきたてることのできるたくさんの声と賜物を連れてきます。彼らを会議や夕拝、月曜から金曜の午前11時からのゲスト講義枠に招きます。私たちは今まさに新しいグレート・アウェークニング(大覚醒)に移行しようとしていると私は信じます。今、神がここで、また他の国々でなさろうとしていることは巨大なものになると信じています。

私の強い願いは、私たちだけがということではなく、私たちもこのムーブメントを動かすエンジンにならせてもらえることです。「私たちだけが」ということをほのめかしているわけではまったくありません。しかし、人々がここに来て、そしてここから出ていき、いつもこの覚醒のメッセージ:「神が地上にこう言っています。」を大きな声で知らせる様々な場所の一つでありたいということです。

私たちには機関誌があります。私たちには設備があります。私たちには歴史があります。CFNIは、ワーシップ音楽を流通させるために、インテグリティ・ミュージックと契約を結んだばかりです。CFNIは神が地上でなされていることの情報と声の情報交換センターになることができるように私は感じています。私たちには40カ国から来ている309人の学生がいるので、クライスト・フォー・ザ・ネイションズは地球の多くの場所に触れています。


カリスマ誌:このビジョンを実現するための最大のチャレンジとして見ているものは何ですか?

 

シーツ:私は読むことも学ぶことも大好きですが、私は聖霊の動きに心をいつも傾けています。最大のチャレンジは、来るべき覚醒に対する学生たちの情熱を、主に深く目覚めさせていただくことです。学問機関において、情報や授業および一連の学究的世界に落ち着くことはとても容易なことです。私たちは時間をとる必要があります。連続した2〜3日の授業枠でさえも使って、学生たちがリバイバルのために叫び求めるための3時間、あるいは4時間といった時間を作る必要があります。なので、霊とまことの混合がチャレンジの一つになるわけです。

意図的である必要があるでしょう。それをこれから話そうと思います。神が学生たちの心に住まい、深く入っていくための様々な機会を作り出すべきでしょう。25分間のチャペルタイムでそれがただ起きてくれることを期待することはできません。ときどき神は主権をもって働かれ、すべてが変わる、かもしれません。しかし私は、私たちが意図的になる必要があることをより重要なこととしてとらえています。たぶん私はリック・ピノを招いて、まさにここで、50時間の礼拝をしてもらいたいと思っています。神の御霊がこの場を覆い、主がしたいと望んでいると私が信じることを解き放つ、さまざまな機会を作り出そうと私はしているのです。