グローバル化を進める為の戦略のひとつは文化や習慣をを破壊すること。


企業が自社の売り上げを伸ばすにはどうすればよいでしょうか。
マーケティングの技術よりもさらにさらに大掛かりなもとしては、文化自体を作り変えるという方法があります。
文化というものはかなり大きな障壁です。
特に戦後のアメリカの文化は大量生産大量消費です。しかし、そのようなものは日本の文化にはありませんでした。大量消費や、使い捨てを前提とした商品は日本では売れなかったのです。
ですから、アメリカの企業が日本で売り上げを伸ばすには日本人の価値観、文化を作り変える必要がありました。


今でこそマクドナルドはそこらじゅうどこにでもありますが、私が小学生のときはそうではありません。
ドナルドと言う名前のピエロのようなキャラクターが宣伝に登場し、何かそこに行くと楽しいことがありそうな雰囲気を感じさせました。( 今から思うと気持ち悪いキャラクターですけどね。)

家の近所にマクドナルドができたというので小学生のときに初めて行きました。
喜び勇んでいったものの楽しい出来事だけではなく、心苦しいことがありました。

それは 食べた食器を丸ごとゴミ箱に捨てることです。

これは心が痛みました。

ちょっと大げさに言うなら、ラストサムライという映画の中で、サムライが無理やりちょんまげを切られた出来事を思い起こさせる出来事だったのです。

もちろん、今の私は、使い捨ての皿やコップを使用するのに心を痛めてはおりません。

どうして、私は、もはや心を痛めてはいないのでしょうか?

それは、日本が持つ「もったいない」という文化習慣が除去されてアメリカの文化習慣、価値観である「使い捨て」が植えつけられてしまったからです。


第二次世界大戦後、日本が食糧難だったときに、アメリカは日本に小麦粉を提供しました。 これは、単なる善意の行動だけだったかどうか意見が分かれることでしょう。

結果的には、日本人の食生活を変えさせられその後、日本の米作を衰退させ、アメリカの小麦の大きな市場を作ることになりました。

当初、パンを使わざるを得なかったのはお米の供給が間に合わなかったからですが、1960年代の後半にはお米だけで十分可能だったはずです。

にもかかわらず、パンを供給し続けた事実を見るなら、何か意図的なものを感じさせずにはいられません。