080808幌平橋上の祈りの行動のレポート

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先日お伝えしたようにトム・ヘス師の呼びかけで8月8日に角笛を吹く祈りの行動をいたしました。当日、3人の角笛隊を含む合計12人のとりなし手達が集まりました。

橋の上という場所の選択は「あれ何であの場所なの?」というような印象を受けるかもしれません。意外に感じる理由は「高きところ」と指定されているのにあまり高いようには見えない事や、まったく意識していなかった場所(ほとんどの人がその橋の存在を知っているけれどポートランド広場に行った事も橋の上に昇った事も無い。)だったからかもしれません。けれども結果的には今回のプロジェクトの為には最高の場所であったと思います。

まず、その高さですが、外見からは想像できないほどの高度を感じる場所です。地上から上に見える部分だけでなく、川の水面までを考慮するならかなりの高さを感じます。

また、もっとも顕著なのは偶然にもこの橋がエルサレムの方角に向かってほとんどの誤差なくまっすぐ架けられている事です。多くの人は地図を見てエルサレムはやや南よりの西方向にあると考えますが地球が丸いので実際には西北西の方角にあります。

今回は24時間の祈りの塔の一部分としての役割があったので午後1時に集まり祈りのときを持ちました。上の橋がポートランド広場に影を作ることや、川の上に吹く風もあって真夏の晴天日でしたが暑さは感じませんでした。

約束の時間の午後2時の10分前に橋の上に昇り始めました。それぞれが旗や角笛や楽器を手にして我々が一つのチームとして階段を一歩一歩昇り始めるにあたって、我々は文字通りエルサレムに向かう「都上り」の気分で、いやおうなしに心は期待感で高揚していきます。

頂上に着くと、本当にエルサレムのオリーブ山の上に立って旧市街を見下ろしているかのような錯覚を覚えるほど臨場感が迫ってきました。世界中で同刻で祈りがもたれている事もその理由であったと思います。

時間の少し前から橋の頂上で賛美の声をあげ、午後2時にいっせいに角笛を吹きました。それは8分間続きました。

この日、世界の多くの国々(推定150カ国以上)何千という場所で同じ時間に角笛が吹き鳴らされ、イスラエルへの祈りがなされました。この時、世界中に巨大な網が張り巡らされたのです。

そしてこの網はその日に作られその日に終わったのではありません。これからさらに広がっていくのです。

参加者たちは口々に「本当に良かった。」「思いがけず素晴らしかった。」「期待以上の手ごたえであった。」と感想を述べていました。

これを期に、さらに多くのとりなし手達、角笛奏者が与えられ、神の国の大軍勢の一部として前進していく事を感じます。

2008年8月8日