たとえば、お好み焼きはその呼んで字のごとく作り方は人や好みによってさまざまな作り方があります。私に関して言えば2種類の作り方がありそれは肉の種類によります。すなわち同じ薄切り肉でも脂分の多いばら肉ならまず最初に鉄板にひいて、その上に生地を乗せます。脂身の少ない薄切り肉は生地の上に肉を乗せて生地を裏返すときに焼くようにしています。最初に肉を鉄板に載せると焼けすぎてしまうからです。逆にばら肉を生地の上に乗せて最後に焼くようにすることはできません。鉄板に触れる時間が少なすぎて脂分を十分に出し切ることができずに私の好きなカリカリ感が出ないからです。

どちらも目的はおいしいお好み焼きを焼くことですが、最初に材料を選択した時点で焼き方を混合させることはできないのです。

これは単に料理の話ですが、教会の形成についても似たようなところがあります。

一般的な言い方をするなら、「他の教会が採用してうまくいっている方法であっても、自分のところでうまくいくとは限らない。」ということです。