小名浜港での祈り

20日(水)は津波の被害があった小名浜地区へ行って祈りました。このあたりは三陸海岸の壊滅した町々とは異なり、津波の被害は場所にも寄りますが海岸から数百メートルの場所までです。波の勢いも、鉄骨の建物であるなら押し流されてしまうほどのものではありませんが、木造住宅はひとたまりもありません。

 

小名浜港には陸に打ち上げられた巨大な漁船が散乱しており津波の傷跡は生々しく残っておりました。

この場所でとりなしの祈りをしました。また、一人の漁師と話をすることが出来ました。多くの船が失われていること、流出した重油で海がかなり汚染されているだけでも深刻な事態ですが、放射能によって魚をとっても出荷できない事態は何よりも深刻です。私達は彼のために手を置き祈りました。