1999年に日産がフランスのルノーと資本提携(実質は子会社化)したときに私はショックを受けました。日本を代表する企業があっさりと海外資本の下に下ってしまったからです。
けれども今は私は気にしていません。というより感覚が麻痺してしまっています。なぜなら、日本のほとんどの大企業の大部分の株式は海外の投資によって成り立っているからです。松下電器が最近、正式に社名をパナソニックに変更したのはその象徴に思えてなりません。
郵政の民営化が決定したときに、世界中の投資家、証券会社がもろてを上げて喜んだそうです。
私は日本の政治は本当に腐っていると思います。
与党は郵政の民営化を推し進め、野党はそれに反対する形をとりましたが、郵政民営化反対の理由の中に、日本の国民の資産が海外に流出することの危惧を指摘した政治家はほとんどいなかったからです。
ただ、表に挙げていた郵政民営化反対の理由は「地方の郵便局が閉鎖され不便になる」というようなものだけでした。不況にあえいでいた、国民は郵政だけ国営企業の名にあぐらを書いていることを許さず、解散選挙の後自民党が圧勝しました。
郵政民営化が成功したその後、メール便は値上げされたのは偶然ではないと思います。ちなみにヤマト運輸の株の半分近くも海外の投資家によって成り立っています。