「人が獅子の前を逃げても、熊が彼に会い」 2009/7/22

世の中で起こっている出来事についてすべてのことを把握し網羅できるわけではなく、私自身も世界情勢、特にグローバリズムの流れについては見張っていますが、国内の政治についてはさほど詳しいわけではありません。

とはいえ今年の選挙で民主党が与党になることさえありうるようですので、実際私達はこれから起こることを理解し目を見張っていく必要があります。

政権が交代するたびに、前政権の良い部分はつぶされ、悪い部分が残ってしまいます。そして新政権がもたらす悪い部分はその後の時代にまで残り、良いものは数年後には残らないことでしょう。

自民党がもたらした最も大きな悪のひとつは「郵政民営化」に見られるように日本の資本を外資に売り渡たしたことであることは以前伝えました。現在、多くの国民が現政権がもたらした経済危機について少しは理解し始めているようですが、政権が交代してもさほどよくはならないでしょう。それどころか別の問題に巻き込まれてしまいます。

たとえば、どうしてブッシェ大統領を多くのキリスト教会が支持したかと言えば彼が中絶反対、同性愛反対というキリスト教倫理の立場をとっていたからです。しかし、民主党に政権が移った今、その良いものがどんどんつぶされ、負の遺産であるイラク戦争、アフガニスタンの問題、金融危機の問題はいまだに残っており解決のめどは立たずますます泥沼化しています。

オバマ大統領はイラクから兵を引き上げることを約束していましたが、それは結局延期され、実際にはアメリカの状況は何一つよくなっていない現実をアメリカ国民は見ています。


日本もまた、政権が交代されることによって別の問題の中に入ってしまう可能性があります。

たとえば、これが民主党全体の考え方であるかどうか知りませんが少なくとも二人の民主党のクリスチャン議員は「外国人に参政権を与える事」に賛成しています。

この法案が通るなら日本がグローバリズムの力にますます引きずりこまれることは目に見えています。

ですから、大切なことは政治に期待するのではなく、国民一人一人が目を開き賢くなることです。

私達は選挙に参加するべきですが、ただ盲目にこうなれば良くなると信じるのではなく、それによってもたらされるメリットとデメリットを理解するべきです。


グローバリズムの流れをとめる事はできません。それをまったく止めようとするならストレスに満ちた祈りとなることでしょう。けれども、その進行スピードを弱めることはできますし、それを通じて神の御業が現される為に祈ることができます。

ですから、この時代、単に熱心に祈るだけでなく、状況を理解したとりなし手達が立ち上がる必要があるのです。

状況がよくなることを模索して動き回っても、どんどん悪くなってしまう状況はまるで「人が獅子の前を逃げても、熊が彼に会い、家にはいって手を壁につけると、蛇が彼にかみつくようなものである。(アモス5:19 )」という聖書の言葉のようなものです。

しかし、私達はかろうじて逃げ回るものではなく、祈りによって状況を治めていくもの達であるべきです。