間違った種の成長

預言者ビル・ハモンの著書の中にこのようなたとえ話があります。

ある種の植物はその成長過程においてトウモロコシとなんら変わりない姿をしております。

ですから、その植物の種ががトウモロコシ畑にまかれてあってもそうとは気がつかないで同じように成長していきます。

しかし、最終的にはトウモロコシの実をならせることはできません。

それどころか、周りの土壌の栄養分をすべて奪い取ってしまうので、その周りのトウモロコシはしおれてしまい実を結ぶことができないのです。


このような災難は教会やミニストリーにおいても起こりうることです。

順調に成長しているように見えるのですが、そのもともとの種が悪いがゆえに十分成長したように見えた矢先に倒れてしまうのです。


ある霊的戦いで用いられている説教者が言うには「そのような悪い種がまかれたところ、すなわち悪い土台が据えられている働きの成長をむしろサタンは助ける。」というのです。

すなわち、太らせるだけ太らせておいて、行きおいづかせておいて、後に一気に倒してしまうのです。

神に用いられているように見えた教会が倒れてしまった場合、キリスト教界に対するダメージは大きいのです。