風を警戒している人は種をまかない
(伝道者の書11:4) 風を警戒している人は種を蒔かない。雲を見ている者は刈り入れをしない。
この地震の勃発に際して、多くの人が過去に語られた預言の言葉を捜し求めています。たしかに、ボブジョーンズに22年前に与えられた預言をはじめとして「ここ」に書いたような預言は有益であり、次に来るものに対しての準備を促すものもあります。
しかし、ただ、預言を掘り起こして「あれも当たっていた、これも予知していた。」というだけであるならそれはこの終末の時代において何をすべきかの準備がかけてしまうでしょう。
イエスはなんと言われたでしょうか?
マタイ16:3 朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ。』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。
ちょうど、空を見上げればこの先どうなるのかわかるように、「現在起こっていることをよく見るなら、これから何がこようとしているのかがわかる。」といっておられるのです。
しかし、教会はこれまで、霊的なことばかりに関心がいっており、現在ひそかに進行していることに対して無視しておりました。教会は長い間、悪魔の地上での出先機関という存在を無視してきたのです。
今回の、震災を通じて、これまで語ってきたような世界経済のメルトダウンの時は縮まってきました。
それゆえ、この先何が起こるのかを知るためには「終末を知るための情報と祈り」に書いてきたような、歴史の裏側で何が起こっていたのか、また、経済とは何かを正しく知る必要があるのです。