サタンはこの地上の支配者であった。(13/03/07)

アダムの過ちの後、地上の支配権がサタンに移ってしまいました。それに対して異議を唱える人がいます。けれども、(ルカ4章5節〜7節)サタンとイエスとの会話を見るならそれが本当であることがわかります。

そのことに対して、イエスはサタンを「嘘つき」とは言いませんでした。あたかもサタンの言うことが正しいことを前提として会話を続けているのがわかります。

ということは文字通り彼はそれらを自由にできたほどに権威を持っていたのです。

※ もちろん、ヨブ記で神がサタンの行動に制限を与えたように、超えることのできない一線というものはありました。


ですからイエスが(マタイ28章18〜19節)で「一切の権威が与えられている」という宣言は、「彼が神だから当然ではないか」というような冷めた目で見る出来事ではなく、大いなる勝利の宣言だったのです。