クリスマスはキリスト教の文化である

キリストが12月25日に生まれたのではないということは、クリスチャンの間でも良く知られていることですが、だからといって本当に生まれた日がわからなかったので、その日に祝っていたというのが現状でした。

しかし、今日、多くの人が指摘していることですが、仮庵の祭りがイエスの誕生のときであった」という記事にあるように、仮庵の時にキリストが生まれたいうことが事情を知る人の間では定着しております。

それでも、だからといって、私はクリスマスに対してすべて反対しているわけではありません。もちろん、サンタクロースを排除したり、必要が無ければわざわざクリスマスツリーも飾るようなことはしませんが、それに対して目くじらを立てたりはしません。

むしろ、伝道に用いれるのであるなら積極的に利用すればよいと思います。

その起源がどうであれ、クリスマスは、キリスト教の文化として定着しており、また、文化は福音の原則に反しない限り尊重されるべきだと考えているからです。

私は日本人ですが、クリスチャンになった後も日本の文化を尊重しています。その中には異教的な起源のものも多いでしょうが、今日においてその意味がほとんど薄れているなら、とりたてて反対することはありません。

同様に、クリスマスも、キリスト教の文化、西洋の文化なので、排除するべきものであるとは思っていませんし、そのような機会があるなら楽しむのも良いと思っています。

ただし、西洋の文化といてもハロウィーンのように悪霊的なものは別です。また、主の復活を祝うイースターについても、わざわざ異教の神の名前や聖書に基づかない小道具を使う必要はないと考えています。