教会に集っているクリスチャンホームの子供が教会に集い続けるパーセンテージ  (23/5/24)

ちょっと変わったタイトルです。

大前提として、そのような統計は存在しません。自分の教会であるなら肌感覚としてある程度は感じることはできるでしょうが、私たちの教会とて、2004年から始まった教会の再生ストーリの中で、最高齢は25歳でまだ結婚していないとしたら、全然データーが足りていないのです。

あったとしても必ずしもそのデーターが日本の教会の現状を現しているとは限りません。


それでも、まあ、手元にある行くつかのデーターを照らし合わせてみると、ある数字が浮かび上がってきます。

(参考資料)恵泉キリスト教会湘南グレースチャペル・土志田達紀氏が保守バプテスト同盟で行ったアンケート
https://www.youtube.com/watch?v=zh6iqWF5tG8


小学校→中学校の教会に繋がり続ける確率 約50%
中学校→高校の教会に繋がり続ける確率 約50%
したがって、小学生の時に親に連れられて教会に来た小学生が高校生まで残る確率は25%ということになります。

これだけ見たら、 私たちの教会はまだましだと考えるかもしれませんが、その高校生であっても本当に神様との出会いを体験していないかもしれません。

また、成人するころまでは親に合わせるかもしれませんが、その後も自分の意志で意思で教会に集い続けるとは限りません。

また、信仰自身はしっかりとしていても、教会の雰囲気が嫌だ、親と住みたくないなどといった理由によって、別の街で進学したり就職することも普通に起こっています。


たとえ、しっかりとした信仰を持ち、家族との関係が良好であっても、就職や結婚によって、町を離れたり教会を移ることもあり得ます。

そう考えると、高校生の時点から考えてもユースが教会に集い続ける可能性はさらに25%ぐらいになるかもしれません。


ということは、おそらく小学生から考えると、少なく見積もるなら、6.75%ぐらいしか教会に残ろないということになります。


そのようなわけで、教会の中にはメンバーや若者が教会から流出しないように、暗に導いたり、時にはマインドコントロールを行う場合もあります。


ある教会では、30代前半の女性がある男性と交際して婚約の寸前まで行きましたが、牧師はストップを掛けました。(つまり別れさせました)。表面的な理由は「御心ではない」と語っていましたが、実際には相手の方が若い牧師だったので、その女性が別の教会に行ってしまうことを恐れてしまったのでしょう。


私たちの教会では、完全な自由意思の中で選ぶことができると教えています。

それは良いことですし。実際、そのほうがかえって良い結果をもたらすこともあることでしょう。

しかし、確率的には25%程度かもしれないという現実の中、夢を見るのではなく、現実的な次世代の建て上げと育成、そして新しい魂の救いの業に務める必要があるのです。