サタンはもっとも成功したライフプレイス・ミニストリーの模範 (23/0926再構成)
ライフプレイス・ミニストリー的に福音を伝えることが、どれだけ力強い働きであるかは、それを成功させているグループの例を見ればわかります。
成功したグループと言っても、それはクリスチャンの働きではなく、サタンです。
サタンの王国はLPMによって拡大しています。サタンが活動するときに、サタン礼拝の集会に何人参加したとか、何人がサタン教に入信したとかは全然気にしておりません。サタンがなしていることは、この地上で、いかにサタンの価値観を拡大できるかです。そうであるなら、その人が何を信じようがどの宗教に属しようが気にしていないのです。
キリスト教会のLPM活としての活動はほんの5%程だが、サタン教会は99.9%LPMである。
これについて知るのに、「教会」という言葉の定義を知らなければなりません。
キリスト教会が一般に「教会の外」と認識している部分が、サタン教会にとっては「教会内」なのです。
エペソ1章によると、教会とは一切を治められるキリストがいる場所、すなわちその活動範囲はこの社会のすべてであるべきです。しかし、その現実を私たちは見ておりません。それは、教会の定義が間違っていたからなのでしょう。
キリスト教のLPMの構成員はクリスチャンのみだが、サタン教会のLPMの構成員は全世界のすべて(クリスチャンさえも含む)です。
サタンの価値観の拡大に用いられるのはサタン礼拝者だけではありません。というかそんな人はほとんどおりません。サタン教会の礼拝に参加する人が増えることを願い伝道しているサタン礼拝者なんてほとんどおりません。
いるのは、普通に生活する中で、結果的にサタンの価値観を広めることによってサタンに奉仕をしている人たちです。本人たちはサタンのサの字も知らないかもしれません。しかし、普通に生活する中で(たとえばお金を儲けようとするときに)気が付いたらサタンに益となる行動をとってしまうということが起こっているのです。
宗教的ではありませんし、相手に益を与える働きなので、賛同を得やすいのです。
これまで教会は、直接的に信者が増える方法以外は値打ちが無いと考えてきました。もちろん、牧師や伝道者と言う特別なごく一部の存在の人だけが活躍するのであるなら、効率よく信者を増やす必要があるかもしれません。
しかし、キリストの体全体が草の根的に活動するなら、効率について考える必要はないのです。
第一、もし本当に福音を伝えたければ、いつでも口を開くことはできるのですから、その為に周りの人たちとの関係を確立させていくことは重要なのです。