教団教派の分類方法  (24/11/02)


(前置き)
キリスト教には多くの教派があります。
大きく分けて、プロテスタント系、カトリック、正教会系(ギリシャ、ロシア、東方、エジプト、その他)、その他に分けられます。
エホバの証人やモルモンはこの中には含まれてはおりません。キリスト教ですらないからです。

私たちはプロテスタント系に属しており、かかわる人たちのほとんどはプロテスタント系でしょうから、今日の解説はプロテスタント系の中でのことです。

この信仰は少なくとも、@イエスキリストを神の子と信じる。Aキリストを救い主と信じる。
という特徴があります。


(福音的信仰)
そういった中で、私たちが普段かかわる教会グループは福音的信仰の教会です。
特徴は聖書を信じ、聖書に基づいた信仰だということです。

この信仰は、@キリストは罪を犯さなかった。Aマリアは処女で身ごもった。Bキリストは十字架の上で死んだ後によみがえった。ということを信じております。
つまり福音的でないプロテスタントの教会は、これらの私たちにとって基本的な事を信じていない教会もあるということです。


(福音派と聖霊派)
この福音的な信仰の教会は大きく分けて、@福音派、A聖霊派、Bその他に分類されます。
見分け方は福音派に属していない教会の中で、聖霊の働き(今日にも奇跡は起きる、異言は現代にもあるということ等)を信じるのが聖霊派で、それ以外をその他に分類します。
そう考えると聖霊の働きを信じず、福音派に属していない教会はかなり少ないと思います。

ここで気を付けてほしいことは、福音派は聖霊の働きを信じていないわけではないということです。
それでは福音派と聖霊派はどのようにして分けることができるのでしょうか?
実はその見分け方は簡単です。
それはJEA(日本福音同盟)に属しているかどうかです。
それに属していなければ、どれだけ福音的な信仰を持った教会であっても、福音派とは言いません。

ですから、聖霊の働きを信じる教会の中にも福音派の教会はたくさんあります。しかし、一般的には彼らは福音派に分類されます。


(聖霊派の中の分類)
聖霊派は主に次の4つに分けられます。

  1. ペンテコステ派、Aカリスマ派、Bその他(第三の波と呼ぶ人もいる)

多くの人が勘違いしているのは、聖霊派の教会の事をペンテコステ派と呼んでいることです。

正しくは、ペンテコステ派の教団に属している教会をペンテコステ派と呼びます。
そして、それ以外はカリスマ派、あるいは単に聖霊派と呼びます。
ちなみにSCG自身は自分たちは聖霊派であると認識しています。

ただ、歴史的経緯を考えると、ある時点までは聖霊の働きを信じる教会をペンテコステ派と呼んでおりました。
それは20位世紀の初めに異言を語り奇跡が顕著に起きるリバイバルのムーブメントが神の主権によって起こりました。
彼らは使徒の働き2章のペンテコステ(五旬節)の祭りにちなんでペンテコステ派と呼ばれました。

その聖霊の働きはそれ以後も継続して起こっておりますが、その数十年後に起こった聖霊の働きのリバイバルムーブメントによって生まれたものは先のものとは区別して、カリスマ派と呼ぶようになりました。

さらに数十年後にまた大きなうねりが起こりました。それは主に福音派に属する教会の中で起こったので、先の二つとは区別する考え方があり、先のものと区別して、第三の波(提唱者はピーター・ワーグナー)と呼ばれました。ただし、この呼び方は今日ではそれほど堤脚しておりません。


(アッセンブリー・オブ・ゴッド(神召)教団について)

日本アッセンブリー・オブ・ゴッド教団はペンテコステ派の代表的な教団です。
その名の意味は、20世紀初頭のペンテコステムーブメントで異言を語った人たちが既存の教会から追い出されてしまいました。それで彼らは独自で教団を作りました。彼らは自分たちが始めたくて始めたわけではなく、神様が召してくださったからという意味を込めて「神召」という名前をくわえました。

彼らはペンテコステ派の代表的な教団でありますが、1988年に日本福音同盟への加入が許されました。
ですから、彼らの立ち位置は興味深いです。

なぜなら、ペンテコステ中のペンテコステでありながらも福音派だからです。

もっとも、その信仰内容については過激ではありません。福音派に併せてマイルドな立場をとるからです。