。(元記事)
2020年03月27日
群集心理の虜になるな??パンデミックの中で輝く日本力を再認識するのだ??
coronavirus-4939536_1920
●インフォデミックが国を滅ぼす
東京都知事が突如ロックダウンを口にし、週末の外出自粛要請をするなど国内で不安が増大し、食料品の買い占めなどでスーパーは行列となった。
イタリアやイランなど医療崩壊を起こした国では死亡者が激増し、あっという間に世界での感染者が50万人を突破。今やアメリカの感染者が85,500人を超え中国以上となった。ニューヨークは2001年の同時多発テロ以来の「震源地」と化している。
先進国の主だった大都市が封鎖されている中、東京は緩すぎるのではないかと批判する人々もいる。
だが日本は専門家会議が表明したように、感染爆発を起こさず「抑え込んでいる」状態である。PCR検査が保険適応になったとはいえ、日本は誰も彼もが不安になったら直ぐに検査を受けられる体制にはなっていない。
いくつもの検査をした結果「これはほぼ間違いなく怪しい」と認められる場合にPCR検査を実施する仕組みになっている。
つまり、極めて「黒に近い」人々を狙い撃ちしているというわけだ。
その結果、東京ではここ数日40人を超えたということである。
そして、この数字はどんどん増えていく。検査を続ければ増えるのは当然だ。
だが、現状では絶対に陽性っぽい!という人々を狙い撃ちして47名(3月27日)である。
さらに、ここが重要なのだが、陽性と確定した人の中に、PCR検査の精度上、必ず偽陽性者が何割か混ざる。つまり47名であっても、本当の陽性者はそれよりも少ないのだ。
現在、東京都の陽性率はだいたい11%だが、本当の陽性率はもっと低い。
恐らく一桁だろう。
これが多いのか?
感染爆発の脅威なのか?
いや、本当はもっといるのに、追えていないだけだ!
と言うかもしれない。
もちろん追えていない人はいるだろう。
しかし、それらの人々が急増していると考えるのは現状では正しくない。
もし追えてない患者がたくさんいて、罹患している人が爆発的に増えているとするなら、
原因不明の肺炎での死亡者数も増えなくてはならないが、そういうことは全く報告されていない。(岡部信彦(おかべ・のぶひこ)川崎市健康安全研究所所長
スクリーンショット 2020-03-27 23.50.27
東京オリンピックの延期が決定した途端に、それまでなりを潜めていた感のある小池都知事が突如躍り出てきて、力強いリーダーシップを発揮している才女よろしく「ロックダウン」をほのめかし「週末の外出自粛」を要請した。
それに合わせて、同じようになりを潜めていた国立国際医療研究センター病院の大曲貴夫・国際感染症センター長が会見して「重症者が無くなるまでの速度が早いのが危険なのだ!」と恐怖を煽る発言をした。(3月25日)
動画はこちら
スクリーンショット 2020-03-27 23.55.23
スクリーンショット 2020-03-27 16.46.52
なぜこのタイミングなのか?
新型コロナで亡くなった方の症例として、重症状態から亡くなるまでが早すぎる!これはウイルス兵器じゃないのか!とブログで書いている医師もいたし、重症から亡くなるまでが早いというのは医者なら恐らく殆どの人が知っていたことで新しい情報じゃない。2月には既に知られていたことだ。にもかかわらず、まるで新く発見した重大事項であるかのように都知事の会見と合わせて発表されたことは、ロックダウンという用語とあいまって、都民の行動を抑制するには絶大な効果があった。
今頃言わずに、もっと早くに記者会見して、大々的に発表しておけがよかったではないか?学校が休校になったタイミングでなぜやらなかったのか?
その方がよほど、高齢者への配慮としての子供たちに休校の意味を印象付けられたはずだ。
タイミングの背後に、この日まで表に出られなかった力でも働いていたのかと勘ぐりたくなる。
生き返ったかのように元気に見える小池都知事が「感染爆発重大局面」と書かれたフリップをもって語る姿はパフォーマンスにしか見えないし、都民のことを考えて行動しているのか疑問に感じるのは僕だけではないだろう。
m0034361559
現在、この国では法的根拠も損害についての保証もない無責任な自粛要請という権力の乱用が繰り返され、国民が自発的にそれをしないことが悪であるという「善意の強要」を生み出す最悪な空気を作り出されている。不安という、為政者にとって最も好都合な材料をばらまくことで、大衆心理は実にうまくコントロールされてしまっているのだ。
今この国で何が起こっているのだろう?
一言で言えば、今の国内の状況は、メディア報道などによってもたらされたインフォデミック(不確かな情報の広範囲にわたる拡散、それに伴う社会の混乱)による不安増大であって、その被害はウイルス以上に甚大である。
我々は、根拠のない権力に振り回されることなく、群集心理の奴隷となることなく、正しく情報を分析して落ち着いた行動をとるべきだ。
●なぜこんなに騒ぐのか!現状を疑え!!!
言っておくが、僕は個人的には外出自粛要請がもたらす状態が必ずしも嫌ではない。
人混みがないし、酒がはいったどんちゃん騒ぎもない。
無秩序な放蕩があるよりも今の状況は大歓迎だ。
さらには都心に溢れる中国語もない。
ホッと一息できるという気持ちもあるし、中国や韓国に依存しすぎの観光業はこれを機会に見直すべきだとも思っている。そういう意味ではよい機会だと・・・。
しかし、今回のパンデミックで不安に支配され、国民がこぞって外出を自粛し、人との接触をなくし、経済活動を停滞させることこそが、国を救うことで人類の幸せにつながると信じている人々は、頭に来るかもしれないがよくよく理解してほしい。
これこそ思考停止も甚だしい。
インフォデミックの犠牲者だ。
その理由を言おう。
現在、(3月27日)、新型コロナウイルスによる日本の致死率は4.5%前後である。
これは100人罹患したら確実に4人は亡くなるという数だから、高めに感じる。
お隣の韓国は1.1%と低い。中国は4.0%だ。
(東京新聞WEB版参考)
え!日本も中国と同じなの?!!
と勘違いしてはいけない。
日本の致死率が高く出ているのは検査している人数が少ないからだ。
分母が大きくなれば致死率はどんどん下がる。
ドイツの致死率は非常に低く0.3%だが、日本の医療体制はドイツにひけを取らないほど優秀なので、ドイツと同じだけの数の検査をすれば、ドイツに迫るほどの低い致死率に帰結するだろう。
その座標として重要なのは、ダイヤモンド・プリンセスのデータだ。
スクリーンショット 2020-03-27 23.59.01
日本の感染者数と致死者数にはクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員・乗客が含まれていない。ダイヤモンド・プリンセス号の感染者数は672人だ。
その中で死亡したのは7人。人々は外国籍であってももれなく”全員日本国内の医療機関”で治療を受けた。その中での致死率は1.04%である。
日本の医療体制は、コロナウイルスでの死亡者を相当低く抑えることができる。これは分母が672だが、検査数が増えれば、ますます致死率は低くなり、ドイツに迫るほどになるかもしれないというのは嘘ではないのだ。
間違いなく1%を切る。
これはほとんどの専門家の見解でもある。
covid-19-4908692_1920
なぜ、この程度の致死率のウイルスがこんな大騒動になるのか!
なんだって?
この程度だと?よくもそんなことを無責任に!
と思うだろうか?
これは僕が思いつきで言っているのではなく専門家の意見でもある。
加藤茂孝・元国立感染症研究所室長の言葉をよく読んでほしい。
これまで発見されていたコロナ・ウイルスによる感染症であるSARS(重症急性呼吸器症候群)の9.6%やMERS(中東呼吸器症候群)の約35%と比べ低く、人類の歴史上とりたてて危険な感染症とは思わない。
インタビュー記事を参照
スクリーンショット 2020-03-28 00.01.53
そうなのだ!!
あれだけ騒がれたSARSやMERSに比べて、新型コロナウイルスは圧倒的に致死率が低い。
ここが大事なのだが、MERSに関して言えば、今も健在だ!
2015年にはお隣韓国でも感染が広がった。
だが今のような国内の騒動は全くなかった。
最近では(2019年12月1日から2020年1月31日までの2ヶ月間)で、サウジアラビアで19人が感染し、なんと8人が死亡している。
感染者の半分が死んでいる!
え?そうなの??
そうなのだ!
実はMERSは、今も毎年流行している恐ろしいウイルスなのである。
MERS-CoV_electron_micrograph1
それなのに、誰も騒がない。
未だ、ワクチンも治療法もないし、新型コロナよりも何倍も怖いのだぞ!
感染したら死亡リスクは何倍も高い。
今だって厚生労働省のホームページにしっかりとこう書かれている。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html
中東呼吸器症候群(MERS)は、平成24年9月以降、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東地域で広く発生している重症呼吸器感染症です。また、その地域を旅行などで訪問した人が、帰国してから発症するケースも多数報告されています。元々基礎疾患のある人や高齢者で重症化しやすい傾向があります。
治療法は「対処療法」のみである。
つまり有効な治療方法はないということだ。
僕もHEAVENESEの一座と共に2014には中東のイスラエルに行ったし、2019年にはドバイに行った。しかし誰一人MERSに感染することを恐れていなかったし、現地で発熱した者もいたが、MERSだったらどうしようと思った者もいなかったし、帰国した我々に対して「感染症を持ち込んだかもしれない」と疑いの目で見るものもいなかった。
未だに封じ込めに成功していないMERSコロナウイルスが、いまや、どこで発症しようが誰も関心を示さない。
何故ならば、メディアが取り上げないからだ。
だから、実際には脅威は無くなっていないのに、誰も恐怖におののくこともなく、自粛も買い占めもしない。まるで存在していないかのように普通に生活している。
これこそが、インフォデミックの現実なのだ。
垂れ流される情報が正しいなどと信じてはならないし、翻弄されてはならない。
阪神の藤浪投手が陽性だったことで、突如「味覚や臭覚障害」が新型コロナの特徴であるかのごとくに報道され始めた。
だが、耳鼻科の専門医は「嗅覚障害や味覚障害は、ウィルス感染後に起こりうることであって、新型コロナ特有ではあない!」とはっきり断言している。
つまり普通のインフルエンザでも、いたるところで起こっていることで、味が分からなくなったという訴えで即PCR検査にはならないのが現状である。
普通にごろごろしている症例だからだ。
それは新型コロナ陽性の一つのきっかけにはなるかもしれないが、味がしない=コロナではない。
MERSウイルスは、今現在も脅威なのに、報道されないから誰も恐れない。
しかし新型コロナは報道が過熱なのでことさらに心配する。 新型コロナウイルスの脅威は、実際よりも大きく見積もられてしまっている。
それは恐怖が生み出した妖怪のようなものだ。
この点について加藤茂孝・元国立感染症研究所室長はこう言っている。
目に見えない感染者の存在が人々の不安感を増している。加えて、人々がSNSやマスメディアの時には科学的根拠のないインフォデミック(情報感染症)にさらされていることも不安感を高めた理由だ。こうした要素が加わり、致死率だけでは説明できない心理的パニックをCOVID-19が引き起こしている。
だから新型コロナウイルスは、本当はこんなに騒ぐ必要がないものである。
これについては、医者たちが異口同音に言っている。
もちろん、だからと言って公衆衛生の観点から対策が無用だなどということを言っているのではない。
未知なるウイルスとは言え、すでにかなりその全容があきらかになりつつある。
ドイツのように、爆発的感染源の一つヨーロッパの中心にある国であっても医療体制がしっかりしているなら、前述したように死亡率が極めて低い。
つまり、本来このウイルスは、医療体制がしっかりと機能している場合はにおける医療先進国では、今のように戦々恐々としなければならないような類のものではないということだ。
日本の医療水準は幸いにして非常に高い。
我々は、この国で生活していることを感謝しようではないか。
今の医療の状態を維持できれば、日本がイタリアやスペインのような状態になることは、殆ど考えられない。
しかし、誰も彼も陽性患者をどんどん入院させてしまうと、本当に必要な人の治療ができなくなる。それが医療崩壊につながる。
日本は、この医療崩壊を起こしてはいけない。
だが日本では恐らく医療崩壊は起こらないだろう。
これについては、データに基づいた真野俊樹氏の記事を参照されたし。
真野俊樹氏の記事
●暗闇に輝く日本力!
世界中で感染者と死者が増える中、日本では爆発的感染が起きていない。
これはなぜなのかと海外も注目を始めている。
医療体制の違いという問題とは別に、決定的な違いとして我々が認識するべきなのはライフスタイルの違いである。
日本で感染拡大を防いでいる決定的な要因は、今まで日本人が当たり前にしてきている習慣だ。これについては、海外経験のある人々なら誰もが認めるところだろう。
日本は世界一の衛生大国だと言える。
日本人は世界一清潔なのだ。
手を洗う習慣は日本人には馴染みがあるものだ。
学校でも手洗いを教わる。
hygiene-2945807_1920
しかし海外はそうではない。
先進国と言われる国々であっても不衛生だ。
レストランでおしぼりが出てくるのは、世界広しと言えども日本くらいなものだ。
我々夫婦も海外での生活があるわけだが、健康フリークのカリフォルニアなどでは、ショッピングセンターのカート置き場に、ウエットティッシュが備え付けられているという場合がある。
誰が触ったからわからないから消毒しましょう、ということなわけだが、アメリカの場合黒人の後に触りたくないなどという人種差別も根深い。
そういう所を気にするわりに、食べる前にナプキンやおしぼりは出てこない。
Oshibori
しかも、ご存知の通り家の中も土足で入る。
どこを歩いてきたか分からない靴のまま、足をソファにどっかとのせる。
そこに子供が寝転がる。
ふかふかの絨毯が敷かれた床の上に座ったりするのも普通のこと・・しかしそこは外と同じほど汚い。
日本人のようにお風呂に入る習慣もないから、烏の行水、短いシャワーだ。
僕の姉はドイツに住んでいる。
夫はドイツ人だ。
夫が豪華客船のキャプテンなので、世界中を旅している。
彼女も今回のコロナ騒動で開口一番「こっちは日本人みたいにきれいにしないから、感染がひろがるのよ」と普通に言う。
イタリアの爆発的感染は、ハグや口付けの文化が背景にあることは、すでに周知のことだが、それに加えて日本人のように手を洗う習慣もなければ、風呂に入って体を綺麗に洗うということもないというのも決定的な要因だとろう。そもそもバスタブもない。
僕もイタリアに行ったことがある。
とてもお洒落なレストランのトイレが、信じられないほど汚なくて絶句した。
便器はひっかけられたオシッコで水浸しだ。女性はどうやってするのか・・
ニューヨークでも、汚いことといったら、想像を絶するものだった。
スクリーンショット 2020-03-28 00.59.51
従業員も使うトイレがこれほど汚くて、おまけに、まめに手を洗う習慣がないのだとしたら、感染症をもらう確率は、普通に日本人よりも何倍もある。
従業員に対して「手を洗いましょう」と張り紙がしてある場合もある。
それはつまり、手を洗わないということだ。
だからサブウェイなど、見えるキッチンで作業をしている店ではビニール手袋をする。
しかし、もともと寿司文化だ。
手を洗うというのが「当たり前」な前提になっている。
フランス人も汚い。これはフランス暮らしを経験した人ならみんな知ってることだろう。
パンはテーブルの上に普通においてしまう。テーブルがお皿なのだ。
そこそこ汚いテーブルでもへっちゃらだ。
姉も夫の別荘が南フランスにあるから毎年行っているが「フランス人は汚い」というのは我々の共通認識だ。
スクリーンショット 2020-03-28 00.55.47
世界のどこにいっても(今のところ、アメリカ、イスラエル、エチオピア、エリトリア、ドバイ・台湾、ドイツ、フランス、チリ、パラグアイ、イギリス、イタリア、トルコ、ギリシャ、カナダ、シンガポール、オーストラリア、タイ)にしか行ったことがないが、日本のように水回りの環境がよい国にお目にかかったことはない。
シャワーをひねっても、お湯は出ないし、出てもすぐ冷たくなるし、水圧は弱いし、流れも悪い。そもそも水道水が飲める国の方が少ない。
つまり、水道水そのものが感染症の媒介となる危険なものなのだ。
そんな水でシャワーを浴びる・・きれいになった気がしない。
我々がエチオピアに行ったときは、歯磨きさえ水道水でしないように同行したドクターから指示を受けた。
世界が普通で日本が異常なのか、日本が普通で世界が汚いのか・・・
一つ言えることは、日本はとにかく衛生的な国であるということだ。
この国で当たり前にしている習慣は、世界の常識ではない。
外国から帰ってきて最初に入る空港のトイレで必ず思う。
「こんなトイレなら住める!」と。
それほど日本は綺麗なのだ。
さらに言えば、日本人はマスクが大好きだ。
日頃からマスクをしている人が多い。
外国の旅行者は「なんで日本人はマスクしているのか?重病でもないのに」と不思議がる。
最近はマスク女子たちが、マスクをした方が美人に見えるという理由で、普通にファッションとしてマスクをしている。
gahag-0018786172-1
gahag-0037552456-1
マスクは感染症が流行る前から日本文化の一部と化している。
アメリカなどを見ればわかるが、これだけ感染者が爆発的に増えても、マスクをしている人はいない。彼らの文化ではないのだ。そもそも売ってない。
日本人が江戸時代から受け継いでいる「おしぼり」文化や、風呂にはいって清潔にする習慣が、日本での感染症爆発を抑え込んでいる最大の要因の一つである。
これに海外は気付き始めているのだ。
●過剰に反応しないで、なすべきことをすればよい
世界中がパニックしているとき、日本もそれにつられて同じような対応をする必要はない。
世界が汚いのだ!
これは本当なのだから仕方がない。
日本人はすでに、当然の配慮として感染させる予防をし、節度ある行動をとっている。
毎年流行るインフルエンザへの対応で、感染させないために、陽性と診断されれば「〇〇日まで自宅待機」というの普通のことだし、人に移さないためにマスクをするのも文化である。
この普通のことが世界にはない。
アメリカでは毎年インフルエンザで日本の3倍も死亡者がでる。
日本は、マスクも含めた清潔文化と、移さないようにという思いやり文化のおかげで、感染者の絶対数が少ないのだ。
だから、我々はすでに普通にやっている。
世界がパニックを起こしているからと言って、 これ以上過剰に世界に合わせる必要はない。
インフォデミックの犠牲者とならず、恐怖の奴隷とならず、医療崩壊を起こさない限り、特別に脅威となることはないウイルスを過剰に恐れず、正しく対応し、 世界に日本の生活習慣の素晴らしさを発信する機会としたいものだ。
タグ :
新型コロナウイルス
パンデミック
ロックダウン
首都封鎖
自粛要請
コメント数:
1 コメント
カテゴリ:
コロナパンデミック
文化
2020年03月04日
パニックするな!新型コロナウイルスに正しく対応せよ!デマを流すワイドショーに惑わされるな!
49535193876_8ec9df4dc7_c
新型コロナウイルスで、国民の多くに不安が蔓延している。
全国の小中高一斉臨時休校要請で、ますます不安と混乱が高まっている。
メディアは盛んに「検査難民」という言葉を繰り返し、お隣の韓国と比較して日本はなぜPCR検査を受けられないのか!と政府および厚労省の方針を非難し続けている。
野党は対応がゴテゴテになった政府をここぞとばかりに責め立て、「一致して国民を見えない敵から救うために力を尽くそう」という献身的な情熱も気概も見えない。
街を歩けば、すれ違うほとんどの人がマスクをして虚ろな目で歩いている。
異様な光景だ。
そうかと思えば、除菌と名のつく製品は売れ切れ続出、ついにトイレットペーパーまでスーパーの棚から姿を消した。
先ほど、アメリカのジャーナリストから電話が来た。
彼は笑っていた。
「どうして日本でトイレットペーパーがなくなるの?全く関係ないのにおもしろいねえ」
腹が立ったが滑稽にうつるのだろう。
何を考えてるんだよ、日本人は・・。
そういう笑いだ。
(結局アメリカでも同じことが起こった3月12日加筆)
今の世情はコロナウイルスそのものよりも危機的だ。
日本人よ、正気に戻れ。
確かにウイルスは見えない敵だ。
だが、過剰に恐れるな。
正しい情報を知って、落ち着いて行動しろ!
コロナにかかってもあなたは死なない!
そう声を大にして言いたい。
●デマを見分けろ!
一体何がデマで何が本当なのか。
ほとんどの人が、公衆衛生や感染症の専門家じゃないから、何を信じて良いのかわからず
余計に不安になるのだろう。
僕も全くの素人だ。
だから、専門家にきいた。
しつこいほどの一問一答を繰り返した。
幸い、近くに感染症制御の専門家や医師たちがいる。
彼らの医療ネットワークにより、専門家たちの見解を入手できる。
医療者同士の情報交換もシェアしてもらった。
その恵まれた環境を使って、正しい認識に至った。
これを読んでいるあなたにもぜひ役立ててもらいたい。
●PCR検査を保険適応すれば国家予算が無駄に失われる!
感染症制御の専門家がこう言った。
その理由は、
「陽性か陰性かはっきりしても、しなくても、治療としてやることは全く変わらないから」
だそうだ。
なぜならば、「これ!」といった、新型コロナウイルスへの特別な治療法がないからなのだ。
ワクチンもない。
この薬がきくかもしれない・・・といろいろ研究している段階だ。
あくまでも、この場合はこれを使ってみる、という対処療法でしかない。
総合大雄会病院 後藤礼司医師は、市販の風邪薬でも効くと発言されていた。(3/6グッとラックTBS)
ただし、新型コロナはウイルスなので抗生物質は効かない。
すでに重症肺炎の治療をしている場合は、それを継続せざるを得ない。
検査で仮に陽性と出た場合、「外出しないで療養してください」と言う以外何もできない。
繰り返すが、現在、新型コロナに対しての有効な治療法はないのだ。
だから、確定診断をされても、何かが変わるわけではないのである。
でも、仮に感染してもほとんどの人は治る。
ここが重要だ。
新型コロナはエボラ出血熱のように致死率が高くない。
もともと糖尿病などの持病があったり、高齢者の場合、重症になるリスクが高まるが、重症になっても全ての人が亡くなるわけではない。
専門家会議の発表によれば、
発症した人の80%は軽症。
14%が重症
6%が重篤(極めて重い)
ということだそうだ。
しかし、重篤患者の半分は治っている。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00011.html
つまり、ほとんど治る。
致死率は高くなく、9割は死なない。
ただ、高齢者の中で肺炎以外の病気を持っている方は、残念ながら亡くなるリスクが高くなる。
ただそれだけなのだ。
ただそれだけだと?!なんてやつだ!
なんて怒らないでもらいたい。
亡くなるリスクが高くなることが、どうでもいいことだとか、なくなっても仕方がないと言っているのではない。
「ただそれだけ」という意味は、
これは特に新しい事象ではなく、今までありふれた日本の現実だ!
ということ言っている。
●肺炎は世界的に最もポピュラーな病の一つ
いうまでもなく、新型コロナは肺炎の一種だ。
そもそもなのだが、肺炎は日本人の死因の第5位だ。
肺炎と誤嚥(ごえん )性肺炎【誤って気管に食物が入ってしまうこと】は別で集計されるようになった。
そのふたつを足せば死亡原因の第3位あたりになる。
平成2018年度は、肺炎で94,654人もなくなっている。
初期症状が似ているインフルエンザは年間1万人だから、そのやく10倍だ。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai18/dl/h6.pdf
全世界で毎年、
なんと4.5億人も肺炎を発症している!!
あっと驚く数だ。
肺炎というのは世界的に非常にポピュラーな病気なのである。
日本は超高齢社会だから、誤嚥性の肺炎も多い。
肺炎で亡くなる方の97%以上が65歳以上の高齢者だ。
肺炎は高齢者の病だとも言える。
つまり、肺炎は『もともと高齢者の身近にある病』なのであって、新型コロナの登場でその原因の一つが増えた、ということにすぎない。
すぎない・・・なんて軽いことを・・・と怒るだろうか。
新型コロナには有効な治療法はないんだぞ!
死のリスクがあるんだぞ!
と思うだろうか。
確かにそうなのだが、実は普通の肺炎でも治療法がないものがあるのだ。
僕はこれを聞いて、むしろ、「え!」と思った。
数年前、ごく親しい人のお母様が肺炎で死にかけた。
新型コロナではない。
それまでの既存の肺炎のはずだったのだが、何をやっても良くならず人工呼吸器をつけなければならないレベルにまで重篤化して、瀕死の状態にまで陥った。
幸いにも結果的に治ったのだが、医者はお手上げだったから、ご本人の免疫力が最後には勝利したということになる。
こういうことは「日常茶飯事」だと言われた。
つまり今までも肺炎というのは、そういう病気なのだ。
しかし、誰もパニックしていないし、マスクの買い占めもしていないじゃないか。
いや、でも、死亡者が増えるじゃないか!
と言う方もいるだろう。
もちろん、感染者が増えれば、それにともない死亡者も増えるだろう。
それは不幸なことだし、そうなってほしくない。
だが、それはパニックしなければならないような事態でもなんでもない。
●非常事態でもないでもない
インフルエンザでは毎年1万人が亡くなっていて、恐らく新型コロナの致死率は最悪の場合その2倍くらいになるのではないかと、予想されている。(現状未確定)
爆発的に感染が広がれば、最終的に2万人ほど死亡する可能性がある。
この数は多い。
これが少ないなどとは思わない。
しかし、これはパニックするようなことではない。
前述したとおり、平成30年(2018)の肺炎死亡者は94,654人だが、2016年はもっと多くて119,300人も亡くなった。この年は死亡原因の第3位だった。
2018より24,000人も多い。
しかし、ニュースにもなっていないし、誰もパニックしていない。
あなたは2016年に毎日ビクビクしながら、咳もないのにマスクをし、除菌をしまくる生活をしていたのだろうか?
日常の会話で、あなたはいったい何回「肺炎が怖い」という話をしたのだろう?
仮に新型コロナの死者が2万人増えてたとしても、2016年の死亡者数のレベルに戻るだけのことなのだ。
誤解しないでいただきたい。
僕は別に、新型コロナを無視して良いと言っているのではないし、亡くなる方が出たっていいなどと言っているのではない。
すでに、我々は全く知らないうちに、今の非常事態だと喧伝されている危機レベルと同じところを普通にくぐり抜けてきているのだ、ということを言いたい。
だから、 アメリカ人から「なんでトイレットペーパー?」と笑われるようなパニック行動をとることが、いかに滑稽かということを認識してほしいということを言っている。
今、新型コロナが怖くてビクビクしている人は、今までどうやって生きてきたのかを思い出しなさい。
肺炎というのは、もともと毎年約10万人も死んでいる病気なのに、全く臆することもなく、マスクもせず普通に生活していたじゃないか!
●PCR検査偏重論に騙されるな!
恐らく多くの人々にとって最も関心のあるのは、PCR検査がなかなか受けられない!という問題だろう。
ワイドショーや報道番組は、一刻も早くPCR検査を保険対応にして、かかりつけのクリニックで誰もが検査をうけられるようにするべきだ、と言う。
特に、テレビ朝日モーニングショーのレギュラーコメンテーターは鼻息が荒い。
また元国立感染症研究所研究員の教授も「とにもかくにもPCR検査をせよ」の一点張りだ。
さらに、番組に出演するどこかの開業医も「自分が電話しても検査をしてくれなかった」と今の厚労省の対応を責め、早く保険対応にしろ!と言う。
当初から、厚生労働省は重症患者をいかに重篤化させないかに特化した対応に絞ってきている。モーニングショーをはじめ、ワイドショーやテレビで流れてくる情報を鵜呑みにしていると、まるでPCR検査さえできれば、ことが解決するかのような印象をもってしまう。
検査を受けることさえできれば安心なのだと錯覚しているようだ。
だが、結論から言えばPCR検査を誰もがする必要はないし、これを保険適応にして広く行うよになれば、陽性と診断される人が圧倒的に増えて、社会はもっと混乱する。
場合によっては医療崩壊を起こして、武漢や韓国のような惨状になる。
そういうことにならないためには、少しくらい不安だからと言ってPCR検査を受けようとするパニック行動をやめないといけない。
(3月6日に保険適応になったが、政府は検査を受けられる基準を下げていない。医療崩壊を防ぐための懸命な措置だ)
PCR検査はうけてもうけなくても、医者が「治療行為」としてやることは一緒なのだ。
厳密に言えば、もし陽性と出れば、あなたの自由は奪われる。
公衆衛生の観点からいえば、あなたは隔離されなければならない。
人にうつさない点で、これは大いに結構だが・・・。
しかし、人々が不安を感じているのは、かかったらどうしよう、死ぬんじゃないか、という不安なのだ。そのためにPCR検査を受けた方がいいのではないかと思っている。
検査を受けて早期発見できれば、早期治療が実現すると思い込んでいるのだ。
何度もいう。
今現在、これだ!という治療法はないのだ。これは現実だ。
この点において、PCR検査を受けても受けなくても、なにも変わらない。
そして、何もしなくても自然に8割以上の人は治り、重篤患者が出たとしても、発症者の9割は死なない!
つまりほとんど死なない!
これもまた事実なのだ。
●PCR検査の弊害
マスコミの報道によって、猫も杓子もPRC検査!と言いだしている。
しかし、ここには大きな落とし穴がある。
PCR検査は万能ではないし完璧ではない。
PCR検査には、「感度」と「特異度」というのがある。
これは、陽性と陰性をどれだけ誤りなく確定できるか、という精度を表す指数のようなものだ。
現在、新型コロナウイルスのPCR検査の精度がどの程度かというと、これが実に驚きなのだが、なんと、なななんと、
検査によって200人の陽性を確定させるために、300人の偽陽性と、300人の偽陰性者をだしてしまう。
え?何それ?
と思うだろう??
僕もそう思った。
専門的には
公衆衛生総論
感度と特異度
よく理解してほしい。
偽陰性というのは、本当は陽性なのに、「陰性」に出てしまうことで、
偽陽性は、本当は陰性なのに「陽性」に出てしまうことだ。
偽陽性者は、陽性じゃない。
しかし陽性と出てしまうから、本当は感染もしていないし、自由に生活してよいのに、感染している!とレッテルを貼られ自由を奪われる。
これは人権侵害にあたる。
逆に偽陰性者は、検査によって「無罪放免」のお墨付きをもらってしまうことになり、本当は陽性なのに、自由に出歩いてウイルスを撒き散らす。
この両方とも大問題だ。
しかしこれが現実なのだ。
200人の陽性確定の背後に、これだけの問題がある。
(これは感度0.4 特異度0.9と仮定した場合だが、まだその精度がどの程度なのかも実のところ、結論は出ていない)
以下二人の院長のブログも参考になる。
神宮外苑ミネパルクリニック院長ブログ
五本クリニック院長ブログ
PCR検査とはそういうものだ。
これがまるで万能検査のように誤解され、誰もかれもがちょっとした不安で検査を受けることになると、あなたは、もしかすると感染もしていないのに感染者となってしまうリスクがある。また、せっかくマスクをして人に移さないようにと気をつかっていても、偽陰性と出れば大手を振って他人にうつしまくるという暴挙に出てしまうことにもなりえる。
それなのに、この検査を保険対応にして、心配になった人がどんどんクリニックを受診して、検査が次々に行われるようになると、とんでもない数の偽陽性と偽陰性を生み出すことになる。
これについては、神宮外苑ミネパルクリニック院長もこう書いている。
『要するに、罹患している人を200人、この集団から陰性にはじき出すための検査で、300人の非罹患者が陽性と誤診されてしまう検査ってことですよね。
その本当は罹患していないが検査陽性の人たちは容赦無く隔離されることになります。
だからこそ、だからこそ、無症候な感染者が多いと報道されてるってことですよ。
感染してないのだから無症候で当たり前。
ピンピンしていて隔離されているってことです 』
だから、PCR検査偏重主義を今すぐやめなさい。
●陽性=発症じゃない!
さて、これが非常に重要なのだけれども、仮にPCR検査で陽性が確定したとしても、それがイコール発症した、ということとは違うのだ。
症状が出ていなければ病人ではない!
ここが難しいところで、僕も何度も複数の医療従事者に確認した。
陽性はウイルスのキャリアであるということに違いない。
でもそれは、ごく少数のウイルスが見つかっただけで、その人が発症していない場合は、多くの人が一般的に思っている「感染者」とはならない。
つまり陽性でも発症もせず感染していないという人がいるわけだ。
これはややこしい話だが、疫学的には感染していても、臨床的には感染じゃないということになるらしい。
つまり、陽性=感染者の数ではない!
あたりまえだ。
そもそも、陽性と診断された人の中に、全く感染もしていない人も含まれてしまうのだから。
このことを我々は正しく知っておかなければならない。
専門じゃない医師の中にも、これが正しく理解できていない人が少なくないという。
これこそ、多くの人に正しく知ってもらいたいところだ。
●じゃあ、どうすれば?
咳などの風邪っぽいなと感じる症状が全くない人は何も気にせずいつもの通りに生活する。
風邪っぽければ、うつさないように配慮する。
これは新型コロナだけでなく、今までも、そしてこれからも普通のことであり常識だ。
そためにマスクは良いだろう。
そうでないなら、マスクは予防にならないので必要もない。
喉を保湿したいという理由であれば、マスクは疾患にかかわらず、常にしていてもいい。
声楽家などはそうしている人が多い。
熱が出て体調が悪ければ休む。
これも当たり前なこと。
新型コロナかも・・・と不安がってあたふたしなくてもよい。
2?3日熱がひかない・・・
と思ってもとくに不安に感じなくてよい。
仮に新型コロナでも、免疫が活性化していれが発症しないし、しても治る。
今この瞬間も、たくさんの人が、そうとは知らずに治っている。
直すのは自分の免疫力だから、これを機に日頃から体調を管理して基礎代謝を上げ、
免疫力が日頃から下がらないようにすることだ。
それ以外は、特に変わったことはしなくてよい。
もちろん、公衆衛生学の観点から、人混みを避けるというのは無意味ではない。
だからと言って過剰に心配しなくてよい。
手洗いとうがいを習慣づけ、あとはパニックせず、いつものように生活するのだ。
●過剰な自粛ムードは不安を煽るだけ
社会に自粛ムードの風が吹き荒れている。
早々と4月以降のイベント中止も次々に発表されている。
僕はHEAVENESEという一座の代表として、4月5日の公演を中止するかどうか思いあぐねていた。
すでに、中学校での公演が一つ中止になった。
しかし大阪の学校での公演は配信で行う。
新型コロナは確かに新種のウイルスであるが、既に述べてきたように、データや論文などにより脅威の実態が明らかになりつつあることを鑑み、世の中の過剰な自粛ムードを少しでも緩和する一助となることを願い、予定どり公演を開催する段取りで進めている。
国がイベント自粛を要請している時に、とんでもない!という批判もあるだろう。
不安な方を無理に集めたいと思っているわけでもない。
だが開催日は4月であって、その頃には事態が終息に向かっているべきであるし、そうであってほしいと願っている。
そんな期待と願いを込めて、自分が主催するイベントのことで恐縮だが、パニックするなと言っている者の意思表示として、予定どおりの開催で準備をさせていただいている、ということをお知らせすることをお許しいただきたい。
もちろん、主催のキョードー東京や後援の外務省から開催を中止するよう言われれば、それに反抗するつもりもない。
HEAVENESEは教育的エンターテイメント(エデュテーメント)を提供する一座だ。
笑いあり涙ありの複合的な要素によって一つの演目をつくり あげる。
今回の公演で、不安が蔓延する社会に、ほんの少しでも元気と力をお届けできるように、微力ながら努力したいと思っている。
84564001_2746455892068601_6405395739991605248_n
外務省後援 BRIDGE produced by HEAVENESE
開催日:2020年4月5日[日]
時間:15時開場 16時開演
場所:日本橋三井ホール
出演:HEAVENESE
料金:一般 5,000円/小・中学生 3,000円
(当日 一般 6,000円 小・中学生 4,000円)
※未就学児童無料(チケットは1枚につき1席となりますので、未就学児童で一人で座るための座席が必要な場合は、小・中学生用のチケットをご購入いただきますようお願いいたします)
※要ドリンク代別途 500円
[各種プレイガイド]
チケットぴあ Tel:0570-02-9999
(Pコード:175-738) [ WEB ]
イープラス [ WEB ]
主催:キョードー東京
後援:外務省
お問い合わせ:COMMITTED INC.
Tel:03-3326-8587
E-mail:office@heavenese.jp
タグ :
新型コロナウイルス
PCR検査
対策
デマ
ワイドショー
モーニングショー
騙されるな
陽性
陰性
感染
コメント数:
58 コメント
カテゴリ:
コロナパンデミック
国内政治
2020年02月28日
この国の危機管理は機能してるのか?
K10012304941_2002271947_2002272057_01_02
●賛否両論の全校休校
安倍首相が、唐突に全国の小中高を一斉に臨時休校にすると要請したことで、専門家の間でも賛否が分かれている。
一斉休校にはメリットもデメリットもあるだろう。
インフルエンザのように、まず子供たちが発症し、学校での流行が家庭に持ち込まれ親が感染するという流れを体験的に知っている多くの親たちは、休校そのものに対しては支持するだろう。政治判断として首相が決断したことについては、一定の評価をする人々が多いはずだ。
しかしデメリットがある!と言う声も多くあがっている。
例えば、
●子供が学校を休んだところで、繁華街に出て行ったり、友達どうしで遊んでいれば感染のリスクはなくならない。家のなかでじっとしていない限り意味がないではないか。
●大型ショピングセンターやディズニーランド、USJも一時的に閉鎖してくれなければ意味がない!(これを書いている途中に、ディズニーランドとディズニーシーは休園を決定)
というものや
●共働き夫婦の場合、突然仕事を休めないので、子供の面倒がみれない。預ける場所も急に確保できない。人手もないし、パートの場合は給料がなくなるので家計がピンチになる。
●貧困家庭では給食がないと子供が栄養のある食事が摂れなくなる!
など、経済的な側面でのデメリットを訴えるものから、
●保護者として子供の生活への責任から、仕事を休まなければならなくなる医療関係者も続出し、そのことが医療現場のサービス低下につながって深刻な悪影響が出る!
という、インフラや治安という社会生活のシステムそのものが崩壊する、と言う声も上がっている。
実際、政府からの要請に先立ち全校休校を決めた北海道では、看護師の2割が出勤できなくなったらしい。
神戸大学の岩田健太郎教授(感染症内科)は、ツイッターに、感染症対策が透明性を欠いているとして「なぜ学校?なぜ休校?根拠となるデータは?誰が進言したの?どういう根拠で?謎ばかり」と投稿している(27日)
一斉休校という対応が正しかったのかどうかは、後々わかるかもしれない。
これが絶対正解だ、というのは現段階では誰にも言えないだろう。
日本環境感染学会の理事長の吉田正樹教授(東京慈恵会医科大学)が語るとおりだと思う。
「人から人への感染を防ぐという意味では、実施しないよりは感染者が少なくなる可能性はある。ただ、感染が起きている地域での休校は感染を広めないためにはよいと思うが、感染が起きていない地域で同じ対応をとることにどれほどの効果があるかはわからない。子どもたちが外に出歩き、友だちと遊んでしまっては効果は下がるだろうし、現時点で評価することは難しい」
しかし、今回のことで政府の対応が後手後手で場当たり的、一貫性に欠けるものだと批判されても仕方がない側面は多分にある。批判されると取り繕うように細切れにやるから、ただ混乱を大きくしている。
本来、全国の学校を一律で休校にする、前代未聞の国家的な措置をとるというのであれば、
それによって、いま混乱の中でさんざん取り沙汰されているデメリットへの対策をしっかりと検討した上で、総理が記者会見をし、
「このような場合はこうする。これについてはこのように対応する。この場合の補償はいくら」
と、対応策もあわせて直接国民に伝達すべきだった。
これができていたら理想的だった。
ところが、これができなかった。
何故ならば、対応策を練っていなかったからだ。
ないから言えない。
だから後手後手だと批判される。
もしかしたら、文科省との調整が進まず、業を煮やした首相が英断したのかもしれない。
しかしそうだったとしても、もっと丁寧な国民へのメッセージが必要だった。
●唖然とする財政措置
政府が本気で今回の事態を「国家の危機」という意識をもって対応しているのかということについて言えば、大変残念ながら、その意識が非常に低かったと言わざるを得ない。
それは数字に表れている。
首相は、コロナウイルス対策として、2019年度予算の予備費を当てると国会で答弁した。
その額は総額で153億円だ。
これで「必要な対策を実行していくことが可能だ」と言ったのだ。
これはいただけない。
こういう場合、まず国民の不安を払拭し安心感を持てるようにするというのが、政府がなすべきことのはずだ。
ところが、これはあまりにも少なすぎる。
東京都でさえ、総額401億円の補正予算案を決定しているのだ。
事業に影響が出た中小企業への緊急融資制度を新設したり、ウイルスの検査態勢強化などを盛り込んだものだ。
あっと驚く。
国が都よりも少ない財政措置!?
あり得ないことだ。
アメリカは、25億ドル(約2700百億円)。
台湾は600億台湾元(約2200百億円)を上限とする特別予算案を可決している。
シンガポールだって45億ドル(約5000億円)の対策を発表したじゃなか。
台湾もシンガポールも日本よりも人口が少ない。
それなのに、日本の何倍もの財政措置を実施する。
それなのに日本は総額で153億円。
経済の専門家は、こういう場合は、1兆円規模の財政措置をするべきだと言っている。
なぜこうなのか。
いうまでもない。
そこまで大きな危機だと考えていなかったから、2019年度の余っている予備費で賄えると考えていたということだだろう。
今後、批判に応える形で小出しに、増えていくことだろう。
中国でコロナ騒動が起こってから二ヶ月も経っている。
この間、政府は最悪を想定した具体策の青写真をどのように描いてきたのか。
時間は十分にあったはずだ。
これは野党についても全く同じことだ。
今も桜を見る会について多くの時間を費やしているのだから、国会は危機管理を第一と考えていない人たちの集まりだということになる。
●危機管理意識が高い?
日本は地震などの自然災害に対しての危機管理意識が高い国で、学校などでも避難訓練が実施されるから、素晴らしいと、模範的に見られている面がある。
確かに地震大国であるし、東日本大震災の教訓もあって、逃げるとか、避難する、という意味においての危機管理意識は高いのだろう。
しかし、僕は常々「この国の危機管理は大丈夫か?」と不安に思っていた。
それは、たとえば議員会館に行くときにひしひしと感じる。
国会議員がそろいもそろっている建物。
そこにミサイルがおちれば終わる。
その建物にはいるためのセキュリティの甘さは、なんとも言いようがない不安を与える。
確かに荷物検査がある。空港にあるようなX ray を通す。
しかし、そこにいるのは、セキュリティを委託されている会社の社員だろうが、丸腰の女性や決して体格のがっしりしていない男性たち。
もしかしたら、柔道は空手の有段者なのかもしれないし、訓練されている人たちなのかもしれない。
しきりはとくにない。
レントゲンの機械の外側を通ることは簡単だ。
出口は隣り合わせたドアであるが、なんといっても、この建物の入り口は、全面ガラス張りで、綺麗な建物の広々としてロビーは丸見えだ。どの程度の強化ガラスなのか知る由もないが、突入しようと思えばすぐに入れるように
見える。
一度出たら入れないということになっているが、そこに立っているのは優しい警備のおじさんだ。
あ、ちょっとあそこのソファに物を忘れまして・・・と言ってすぐに戻れる。
実際に戻ったことがある。
あれ、こんなに優しくていいのかな?
と思う。
アメリカでは政府関係の建物には、簡単には入れない。
日本領事館さえ厳重に警備されている。
屈強な肉体の怖そうな男たちが、腰には武器をぶらさげて立ちふさがる。
中などまるで見えないし扉も重い。
大使館や領事官は日本なのだから「君たちどいてくれ!」と言いたいほど厳重だ。
中は日本でも外はアメリカだから、アメリカの責任において守っている。
他の国々がどうなっているのか、全てを知らないから、偉そうなことは言えない。
しかし少なくとも、日本はあまりにも呑気である、ということだけはわかる。
たとえば、銀行預金を回収にくるセキュリティ会社の仕事ぶりを街中でよく見かける。
普通の乗用車じゃない「目立つ車」でのりつけると、一人が車の近くで番をする。
別の人が銀行から大量の現金を持ち出してきて車に乗せる。
そして立ち去っていく。
非常に目立つ。
しかし、見張り役も現金回収役も、普通の人のように見える。
とくに強そうでも筋肉隆々でもない。
いや、もちろん彼らも空手や柔道の有段者なのかもしれない。
そうであってほしいが・・・。
ところが、某有名警備会社の募集要項を見ても、空手や柔道の有段者であることが
応募資格ではない。有利にはなるという。
さらに実際、警備員をしている友人は、間違っても強くない。
●守る意識を高める機会に
我々は危機管理意識をあげないといけない。
今の平和はとてつもなく大きな犠牲の上にかちとられたものだ。
この平和を維持していくためには、平和ボケではいけない。
政治家にまるなげでもいけない。
国民一人一人が、しっかりと「守る意識」を持つべきだ。
一番いけないのは、自分の身だけを守ろうとして、買い占めなどのパニック行動をとることだ。親がそうだと子供は、休校の意味を理解しない。
今回のことを、一人一人が国の危機を乗り越えるために協力するべきだ、という「守る意識」と「責任」を教える機会とするべきだ。
END