2009年1月4日(日)〜1月10日(土) 

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日ごとの祈りのテーマ(6) 1月9日(金)

第六日目:御霊の剣

(エペソ6:17) 御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。

その他の武具は主に防御のためですが剣は攻撃用の武器です。攻撃用の武器というのは「神の言葉」であるが故教会では聖書を読むことの重要性について教えます。

御言葉の力についてよく引用されるのがマタイ4章4節〜10節です。イエスはサタンの攻撃用の武器として書かれた御言葉(ロゴス)を用いられました。

しかし、書かれた言葉(ロゴス)といいましたが、イエスがその言葉を口にしたときにはこれは時に応じて与えられる神の言葉(レーマ)となりました。

聖書を読み御言葉を蓄えることは銃の弾倉に弾を込めることであり預言的に御言葉(レーマ)を宣言することは弾を打ち出すことにたとえらます。


実際にこのエペソ6章に書かれた御霊の剣である「神の言葉」とはギリシャ語ではレーマです。預言という言葉に抵抗がある人であっても、聖書の言葉を語りそれが機能するのを見ておられると思います。それはまさにレーマとしての御言葉なのです。

ヘブル人への手紙4章12節で「神の言葉」によって判別するという箇所がありますが、これもまたロゴスではなくレーマです。ですからロゴスによって状況や物事を判断し見分けることは重要ですが、聖霊の力による預言的な洞察による見分けは重要なのです。


実際、聖書に出てくる「神の言葉」という言葉は多くの場合ロゴスではなくレーマのことです。

「クリスチャン生活で聖書を読むことが大切であることを教えるためによく引用されるマタイ4章4節の「人はパンによってではなく神の口からでる言葉によって生きる」という言葉もレーマです。

先ほどの銃弾の装てんと発射になぞらえて言うなら、聖書を読むことは食料庫に食物を蓄えることであり、私達を生かすレーマとしての神の言葉は食べることであるといえます。そうであるなら蓄えることも非常に重要ですが食べることを前提としたものです。

ですから、私達は聖書を熱心に読むと同時に、レーマとして与えられる預言的な神の言葉を求めましょう。そのレーマこそエペソ人への手紙6章17節に書かれた攻撃用の武器としての御霊の剣なのです。

また当然のことですが剣は接近戦において敵の剣とぶつかり合う最も有効な防御の為でもあります。


アクティベーション

1) 神の言葉に関する聖書の箇所を読みましょう。

2) 預言的な油注ぎを熱心に求めましょう。

3) 問題やさまざまな状況の解決のためにレーマを用いて宣言しましょう。

聖書は御霊の賜物を熱心に求めるように勧めています。