連鎖断食6日目 テーマ5:父は栄光与える

(ヨハネ17:24) 父よ。お願いします。あなたがわたしに下さったものをわたしのいる所にわたしといっしょにおらせてください。あなたがわたしを世の始まる前から愛しておられたためにわたしに下さったわたしの栄光を、彼らが見るようになるためです。

1) 神はあなたに栄光を与え、栄光を見せます。

2) その栄光には目的があることを知りましょう。

モーセが神に「栄光を見せてください。」と懇願したのはリーダーとして民を導く責任を全うする過程で「道」を求めたことからはじまっています。(出エジプト記33:12節〜18節)目的(道)を知らずに神の御業だけを求めるならそれはイスラエルの民のように滅んでしまいます。

(詩篇103:7 主は、ご自身の道をモーセに、そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。

この御言葉が示唆していることは「神はモーセに道を示しましたが、民はみわざ(奇跡)を見ただけでした。」それゆえ彼らは道に迷ってしまったのです。


出エジプト記33章)および(詩篇103篇7節)を総合して見るなら「御業」よりすばらしいものは、神が示す「道」であり、それよりすばらしいものは「神が共にいてくださること。」 そして、その証として神は栄光を見せてくださるのです。ですからみなさんは栄光だけを求めるのではなく「道」を求めましょう。

神の栄光を見るとはとは単に奇跡(御業)を見る以上のものです。

しかし確かに神は「奇跡」を通じて神の栄光を表してくださいます。その「奇跡」が単にイスラエルの民が見たけれど道に迷ってしまったようなものなのか、それとも「神の栄光」であるかは私達が方向性(道)すなわち目的を伴っているかどうかにかかっているのです。


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