■7日目■ 敵の滅ぼす力が逆に御国の拡大に用いられる

暗闇の霊的な力、「代理人」を通じて与えられる滅びと支配の力、その他人の罪の性質による世の力を用いてサタンは教会を押し流そうとしてきましたが教会は倒れることはありません。

それどころか逆に、どのようなサタンの力も神の栄光と御国の拡大のために用いられるのです。

歴史上何が起こったかを思い出してください。


ローマ帝国はイスラエルを圧迫し、またピラト提督の権威によってキリストを殺しました。しかし、福音をとどめることはできませんでした。

むしろ、「道の整備、原語の統一、法制化、軍事支配による平和」などといったローマ帝国の支配が福音の伝達を助けたのです。

それは中国においてもなされました。毛沢東は福音をつぶそうとしましたが、彼の政策により道が整備され、中国語が統一されそれによって福音が広まったのです。


同様にこの世の力は、日本を暗闇の力で覆おうとするでしょうが、それは一つ目の洪水を通り抜けたクリスチャンにとっては脅威ではないのです。

それらは神の御国の拡大のために用いられるのです。


先に、「現状ではまだまだいけるように見えてもオセロの駒をひっくり返すように、あることをきっかけに一気に状況が悪くなることもありえる」というような話を書きましたが、それは主御業も同様です。

聖霊の聖霊が注がれることによって、一気に荒野が緑豊な大地にされることもありえるのです。

●空中庭園 

以前、「屋上の庭」について語りましたが、そのときにひとりのとりなし手から「空中庭園の幻」についての連絡を受けました。

この幻が語っていることは「聖霊が注がれたらすべて解決する」という安易な言葉ではありません。「一つ目の洪水」を潜り抜け精錬された後に主の御霊の傾注があるのです。

ですから、私たちを襲う揺り動かしを恐れてはなりません。わたしは主の勝利の洪水を信じます。悪しきものを打ち流し、乾いて硬くなつた土地を潤し主の命が芽生えて成長して実り豊かな主の庭園になる!となるのです。