3月23日(金)

6日目:現代の医療システムの現状

今回、医療界の現状がどれほど腐っているかを説明するのに特にインフルエンザとガンについて取り上げていますが、それは非常にわかりやすいからです。その根本的な理由については最終日の学びに回すとして、今回はお金の話に限定して書きます。さらに知りたい方は、調べればいくらでも出てきますので自分で調べてください。

たとえば、インフルエンザワクチンの末端価格は2000円ですが、「新型インフルで対策案 全国民対象に予防接種可」状態になり全国民に接種となると×1億人で一気に2000億円の需要が生まれるのです。

そして、さらにマニアックな方は 死体は商品!!―悪い葬儀屋':有川 一芳著(外部リンクAmazon)のような本を読んで病院と葬儀屋との癒着について知るのもお金に絡んだ世の現状を知る良いきっかけとなることでしょう。


それでは、なぜこのような状態になってしまったのでしょうか。大きな理由は次回に回しますが、目先の理由と動機はお金です。

製薬会社は非常に大きな利益を得ていますが、とはいえ、安泰状態ではなく非常にお金がかかるがゆえにある会社は必死で稼ごうとしています。

というのも「新薬開発のコストと期間」という記事にあるように新薬開発には1品目につき1900億円、10年以上の膨大な投資が必要だからです。

これらの資料新薬開発のデーターにあるように、薬を生産するのに膨大な無駄なお金を使っています。それでもビジネスが成り立っているのは、それだけ国民がその費用を医療費として負担しているからです。

医療費の無駄使いがなければ健康保険料は現在の4分の一程度の金額に下がることでしょう。

そのようにお金をかけてまで無駄の多い研究をしているのは、ライバルの会社も、同様に湯水のようにお金をかけているので、それに対抗するには「万が一うまくいけば採用される」という程度の研究でも実行しなければならないからなのです。これは、まさにギャンブルであり、物量作戦です。そして、それだけ苦労して作った薬(抗がん剤)がかえって人を殺すものであるとなると、本当に開発者の努力は報われません。

たとえば「抗うつ剤」の中には麻薬から作られるものがあります、これが投与されるとこの薬の依存症になります。製薬会社にしても一から薬を作るよりも麻薬を改良したほうが楽なのです。


前回ガンの癒しのレポートで取り上げられた方は、いくつかの病院を回りましたが、その中のひとつにガンを専門分野のひとつとする病院がありました。

そこの治療方針を聞くと、新薬を試すことであるという回答が返ってきました。

つまりこの病院は、先の引用記事の中に書かれた2万5千分の一の薬のうち実用段階に近づいたものの承認にいたっていない数多くの新薬を試すためのモルモットとして患者を扱う専門の病院であると語っているのです。

それにもかかわらず、病院周りをして各病院の話を聞くたびに、この病院こそ信頼すべきところだと感じさせられていたそうです。


祈りのポイント

1) 医療界に対して、神の秩序がもたらされることを宣言しましょう。

2) それに携わる一人一人の目が開かれるように祈りましょう。

3) もっとも健康保険料の高い北海道に医療界に神への恐れ、そして人々の生活習慣が変えられ、神の癒しがあらわされ、目に見える形で健康保険料が安くなるように。