5日目11/17(木):

フィリピン


2016年にフィリピンの大統領に就任したドゥテルテはその過激は発言にも関わらず、多くの国民の支持を得て大統領に就任しました。

それは、彼のダバオ市での市長時代に犯罪者を激減させた実績もありますが、中国に岩礁を不法に占拠され、そこを巨大な軍事基地とされたことに対して対抗してくれると期待したからです。

先の中国についての記事の中で、工作活動の結果フィリピンが東シナ海の岩礁を奪われ、中国が基地を作ったことを書きました。が、彼は「今年初めの選挙期間中から、中国と領有権を争う南シナ海の島に「ジェットスキーで乗り付けてフィリピン国旗を立てる」などといった発言を繰り返しており、国民は大きく期待しました。

しかし、その期待は、見事に裏切られました。彼は中国からお金を引き出すことと引き換えに、島の問題を棚上げしてしまったのです。

しかし、これは、単にお金に目がくらんだという問題ではありません。彼が共産党とつながっていることは以前から指摘されており、彼は以前から工作員として機能しており、自分に与えられた役割を果たしたというのが正解なのでしょう。この記事にあるように、彼は元共産党の過激組織の私刑によって治安を保っていたことがそれをうかがわせます。


警察組織、司法によらない取り締まり

この非合法の超法規的手段というのは社会主義化のひとつの兆候です。

日本においても、「人権侵害救済法と外国人参政権を警戒する理由」(要ログイン)という記事にあるように、人権の取り締まりは、警察によらない独自の機関が裁判を経ずに裁くことになっております。そういったことは法律の裏づけがあるとはいえ(超法規的手段)といえます。


「麻薬の売人であると思ったら現場の判断で民間人がその人を殺してもかまわないし、おとがめなし」」とドゥテルテ大統領が殺人を許可したためにこれまでに4000人近くの人が殺され、さらに数万人が死ぬだろうと発言しております。

一般の民衆の中には対岸の火事として、治安がよくなるためには犠牲が必要だ程度にしか思っていない人もいるでしょうが、これはとんでもないことです。つまりこれはドゥテルテ大統領に反対する人がいたら、いつでも誰でも密売人のレッテルを貼って殺すことが出来ることを意味するからです。

たとえ実際に殺さなくても、恐れによって表立って反対する人はいなくなることでしょう。


世の終わりの統一政府の特徴は、アメとムチです。従順であるなら快楽な生活が可能であり、逆らう人は取り締まられます。

フィリピンで起こっていること、また、それに対して世界が沈黙していることがかなり不気味です。


祈りのポイント

(1) フィリピンのために祈りましょう。

(2) 自分自身をかえりみて、自分を正しいとし、他の人を裁いていなかったかどうかを吟味しましょう。