5日目:良い夫婦関係は健全な子育ての基本

教えの全文


良い夫婦関係は子育ての基本
エペソ6章に子どもをどのように育てるのかについて書いてありますが、その1章前の5章には 夫婦に対する教えが書かれてあります。

つまり、よい夫婦関係は成功した子育ての為の土台だということです。


夫婦の関係が悪いときにさまざまな弊害があります。そのうちのひとつは子どものアイデンティティーの崩壊でしょう。夫婦の関係が悪いときにそれはこれを意味します。


なぜなら、夫婦の関係は神とキリストの関係の雛形だからです。

第1コリント 11:3 しかし、あなたがたに次のことを知っていただきたいのです。すべての男のかしらはキリストであり、女のかしらは男であり、キリストのかしらは神です。 。

ちょっと想像してみてください。キリストが父なる神に対して・・・
コミュニケーションする気にはなれないけれど、別に険悪な関係じゃないからいいよね。
あなたとは親密な関係になる気はないけれど、妻として役割を果たしているからいいよね。

そんなことがあってはなりません。
もしキリストと、父なる神、また聖霊との間にほんの少しでも溝があったら世界が崩壊してしまいます。

同様に夫婦の関係も、ただ、家族としての機能を果たしているだけでは十分ではありません。特にクリスチャンホームではそうなのです。


 大切なことは夫婦の霊の一致です。

伝道者の書
(改)4章12節)もしひとりなら、打ち負かされても、ふたりなら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。

この御言葉は、夫婦の教えの為に良く語られるものです。
伝統的な解釈では、「夫婦とは二人でひとつではなく、その関係に神様を加えて三つでひとつである」という教えです。
それはすばらしい教えですし、私もそう教えていますが、今日はそれにもうひとつの解釈を紹介したいと思います。
その三つ撚りの糸とは「霊、魂、肉体」の三つを表しています。「夫婦とは霊、魂、肉体の三つで結ばれていく。」のです。男と女が持っている肉体、心、霊この三つがバランスよく結び合わされるときに、夫婦の関係は三脚のように安定するのです。

夫婦なのですから、体が一つになることや、魂が結びつくことについてはそれがどのようなものかはある程度理解できると思います。

しかし、霊が一つになるというのはどういう状態でしょうか?
また、どのようにしたら一つになることができるのでしょうか?


神は夫婦にしかできない特別な方法、しかも強制的に強力に霊をひとつにする方法を準備しています。

第一コリント 6章16節〜17節)遊女と交われば、一つからだになることを知らないのですか。「ふたりの者は一心同体となる。」と言われているからです。 しかし、主と交われば、一つ霊となるのです。

この御言葉はキリスト教会ではたまに引用されます。多くの場合、結婚外の関係でセックスをするときに、相手と霊が結びついてしまって危険です。相手の悪い霊的影響を受けてしまいます。
ですから自分自身を清く保ちましょう。そのようなテーマではないでしょうか?

もしそうだったら、そんなに強力に霊をひとつにする方法があるのだったら、それを使わない手は無いのではないでしょうか?知らないうちに、強力に、結びついてしまう。

これは夫婦が霊において結びつけられることを知るための鍵となる御言葉です。遊女(売春婦)との関係を例にして語られているので視点がぼやけてしまいがちですが、言わんとしていることは「セックスというのは非常にスピリチュアルなものであり、祈りや賛美によって主と交わるときに人の霊が主とひとつになるように、セックスをするときに、相手の人と霊が結びついてひとつになる。」ということです。
ですから、セックスをするときに結ばれるのは肉体と心だけではありません。夫の霊と妻の霊が結ばれるのです。その三つで結ばれるときに非常に堅固な結束となります。

それがセックスです。第一コリント6章15節〜17節に書かれた言葉のようにこれを通じて、夫婦はいやがおうでもひとつとされるのです。


参考資料 (YouTube)2014年 「結婚・セックス:「夫婦のセックス・一体となるために」
https://youtu.be/F0nb5fSA5oQ


祈りの課題

1)クリスチャンホームの夫婦が一致し、親密な関係を築き上げることが出来ますように。

2)模範となる夫婦が建て上げられますように