2日目:霊的な識別
霊的に物事を見分けることは大切です。それはどのようにして見分けることができるでしょうか。
クリスチャンであるなら誰でもある程度の霊的識別力を持っています。 それは、印象であったり、心の平安であったりします。
けれども、平安が無いから御心だということはできません。敵であるサタンは私達の心から平安を奪い、萎縮させようとするからです。
霊的に見分ける能力を高めるには、キリスト教的な霊的な活動をするのが一番だと思われるかもしれません。それは、祈りや、御言葉、賛美といったものです。
もちろん、それは大切です。神様との関係を築くことなしに、霊的な見分けもあったものではありません。
本物を知っている人は、偽物を見抜くことができるというわけです。
しかしながら、実は、霊的な見分けをするには、霊的な事柄だけ考えていればよいというわけではありません。私達はこ地上にも属しているからです。
参考資料:「聖書は霊的な書物であるが書いていることの多くは人の行動についてである」
ですから、実際に霊的な識別を妨げる大きな理由のひとつは、私達の心や行動のあり方でもあるのです。
ですから、健全な心を持っていることは大いに重要です。
具体的に言うなら、心に傷がない状態、へりくだった状態、苦い思いが無いこと、などなどといった事柄が必要なのです。
第1テモテ4:2 それは、うそつきどもの偽善によるものです。彼らは良心が麻痺しており、
麻痺と訳されている言葉は「kautériazó (2743)でその意味は「焼印を押す」です。
そのように、心が麻痺させられたいるなら、正しい判断はできません。
ですから、自分自身を吟味してください。
チェックリスト
(1)赦せない思い。謝罪できない心
(2)親子の関係における傷
(3)権威者や牧師に対する不信感
この症状がある人は、自分の洞察力は不完全であることを肝に銘じておく必要があります。
また、「宗教的な熱心や復讐心は悪い霊的状態の現れ」という記事にあるように、悪い態度というものは霊的な状態を知るためのバロメーターとなるのです。
デボーション
(1)上のチェックリストにしたがって自分の霊的状態を吟味してみましょう。
(2)自分の熱心が宗教的なものでないかを吟味しましょう。