4日目:(水曜日)(配信は火曜日) リスク分散を行うことのリスク

SCGが他の教会と異なる考えを持つ理由は、既成教会が間違っているとか私たちが正しいからというものではありません。終末の危機の時代におけるリスク分散という考え方です。

他の教会と同じことをしていたら、その考え方が間違っていたり、間違っていないにしてもこの時代に合っていなかったら、それらと共に倒れてしまいます。

ですから、違ったことをして、どちらかが生き残れるようにするのです。(※)

※ 実際にはどちらかが一方的に正しくて、どちらかが間違っているようなことはありませんし、第一、教会はキリストの体なのですから多少間違っていたり時代に合わなかったりしても必ずしも衰退するとは限りませんし、場合によっては成長もすることでしょう。

現状を言うなら、日本のキリスト教会は衰退の一途です。
世界的に言うなら、クリスチャンが増えている国もありますが、成長率は以前より鈍化しているように思います。
かつては世界一のキリスト教大国かと言われた韓国も現在、世間ではキリスト教が大いに不評で不信感をかっており信仰継承率もかなり低くなっております。
その反面、世界的に見てイスラム教の成長率は大きく、数十年後にはキリスト教の人口を追い越すといわれています。

つまり、今までと同じようなことをしていては、衰退の一途だということです。
そこで、リスク分散という考え方によって、良いと思われることに対しては、他の教会がしていないことをあえてやろうという動機が生まれます。

もし私たちが間違っていたとしても、私たちの教会は衰えるが、他の教会は栄えるだろうという考え方です。

私たちはキリスト教会のリスクヘッジなのです。


そのように考えると私たちは、この世の様々なものから学ぶことができることを知る事ができるのです。

私たちが参考にしたのはイスラム教と伊勢神宮と中華人民共和国とサタンです」という記事にあるようなことを戦略として考えてしまうのです。


しかし、リスク分散を考え過ぎる時にそのわなもあります。

反対の事をしようとするあまり、神様が導いているわけではないことをしてしまう危険があるからです。


デボーション

教会で行ていることには牧師はいちいち理由を説明しないかもしれませんが意味があります。

わからなければ牧師に尋ねましょう。

また、すべてのことを意味付けているわけではありませんが、しかし気が付いたら神様が意味を持たしておられることもあります。

それについては皆さん自身に発見していただき私に教えてほしいと思います。
ですから、それについて主に尋ね求めましょう。