第54回連鎖断食と祈り

テーマ:ライフプレイスミニストリー

期間:2022年10月16日(日)〜23日(土) 

連鎖断食登録表

断食のやり方と効能についての教え


3日目:(火曜日)(配信は月曜日) 家族中心の価値観を持つこと


(3)家族中心の価値観を持つこと

家族中心の価値観とLPMのかかわりについて、なんとなくわかると思われる人もいるとは思いますが、一見何のことかわからないと思います。
それについて知る為の一つのキーワードは「人間として普通の行動をする」ということです。
家族と言う価値観は健全な社会を作り上げるために必要なことです。

それとは別に、健全な社会が維持されるためには、人口バランスという観点からも、子どもを産み育てていく必要があります。そういう意味ではSCGの価値観とは親和性があると思います。


教会のミニストリーとキリストの体の維持管理との区別

多くの教会が勘違いしていることは、ミニストリーをするけれど、キリストの体の維持管理をしないということです。
最近開催された合同賛美と祈りの集会でメッセンジャーが語っていたことは、「最近は少子高齢化の教会が増えているので、信仰継承のために子ども伝道をしましょう」でした。

しかし、それはなかなか難しいでしょう。なぜなら、子ども伝道はミニストリー(働き)ですが、少子高齢化対策は教会の健康管理に属することだからです。

このことを知る為に、人間の体にたとえてみましょう。
人が行う活動には大きく分けて2種類あります。一つは仕事をすることで、もう一つは自分の体の健康を管理することです。仕事をしたからと言って、健康管理ができるわけではありません。
それと同様に、伝道活動をすることは教会の健康管理ではないのです。

むしろ考えるべきことは、少子高齢化になってしまった、原因を探り、誤った体質があるのならそれを改めることです。そうでなければ、たとえ子供が教会に来たとしても、同じ過ちを繰り返してしまう事でしょう。


LPMのようだがそうではない働き
一見LPMのように見えますがそうではない伝道方法もたまに見かけます。それは次のようなものです。

例1)
先日ある教会の伝道目的らしいクラシック音楽コンサートのチラシが郵便受けに入っておりました。
教会堂も美しい場所ですし、入場料は1000円なのでしっかりとしたコンサートなのでしょう。そして未信者の人を招待しやすいように、そのチケットの代金が免除されているか、招待する教会のメンバーが負担するのだと思います。ここまでは良いのですが、このような説明がありました。
「未就学児を連れての参加はできません。
クラシックコンサートなのだから当然と言えば当然なのですが、次の2つのデメリットが生じます。

  1. 小さい子供がいる世代の参加者が減ること。(その層がもっとも重要なターゲットであるにもかかわらず)
  2. そのイベントだけでなく、教会そのものに対して家族的な場所ではないという刷り込みがなされます。

デボーションのテーマ

自分個人の行動が、自分自身と家族の維持促進なのか、あるいは働きなのかを区別しましょう。

教会で携わっているミニストリーが教会の維持促進なのか、あるいは働きなのかを区別しましょう。

より効果的にLPMに携わることができるように主に祈り求めましょう。