8章:旅の終わりに
高速道路を通ってセビージャの街に戻りつつありました。ここでレンタカーを返却しマドリッドに戻らねばなりません。そして翌日は日本に向けて戻る日です。
この3日間を通じて何か一枚脱皮したような気分です。
妻が複雑なセビージャの街を抜けて鉄道駅(レンタカーを借りた場所)まで無事にたどり着けるかどうか心配していました。
実は、初日は最初に市街地を抜けて自動車道路に入ろうとした時点で、どこに向かっているかわからなくなり、しかも自動車道路なので引き返すこともできず30分ほど時間をロスしてしまいました。
しかし、私には信仰があり「すでに勝利している」ことを宣言しました。
私もびっくりしたのですが、事実、道に迷うことなく、ほどなく駅に戻ることができました。
そしてさらにセビージャでの運転が非常に楽なことに驚きました。当初は不親切な表示、道の狭さ、運転の荒さ、右側通行、マニュアルミッション、ローターリーなどといった逆境に閉口していましたが、今はまったく問題を感じないのです。
それはまさに戦いの中で強められ、「戦いのために私の手を鍛え、私の腕を青銅の弓をも引けるようにされる。」(詩篇18章34節)というみことばを体験しているかのような気分でした。