五役者と聖霊の賜物の違い (12/09/23)

多くの人は五役者と聖霊の賜物を勘違いしています。それを説明するのに預言を例に上げてみてみましょう。

一般的な聖霊の賜物と特別な賜物」という記事の中で、すべての人ができるレベルの癒しや異言と特別な賜物としての癒しや異言があることについてみて来ました。

預言に関しても預言が神の言葉を預かって語るのであるなら、誰にでもできるレベルの預言と聖霊の賜物としての預言があります。

さらに預言に関しては、その上のレベルの預言者としての預言というものがあるのです。

預言を上手にするからといってその人が預言者とは限りません。上手に信徒の世話をするからといってその人が牧師とは限らなかったり、伝道が得意だからといって伝道者とは限らないのと同じ理屈です。

五役者というのは牧師などと同様に按手によって任命される役職なのです。

とはいえ、特に日本などでは使徒や預言者の按手は一般的ではありません。ですから多くの人は牧師という肩書きで預言者や使徒の機能を果たしているのです。


預言に関して成熟していない教会でたまに見られる間違いは、預言の賜物を持っている人を預言者として祭り上げてしまうことです。

すなわち牧師がいちいちお伺いを立てたり、その人の言葉を引用して自分に権威づけしようとしてしまいます。

しかし、それは間違いです。

そのような賜物を管理するには牧師は使徒的な権威を発揮する必要があります。